緑のお医者の徒然植物記

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2018/12/22

小さな盆栽、苔玉を暮らしの中に  NO.97

小さな盆栽、苔玉を

暮らしの中に


小さな盆栽や苔玉には、鉢花のような華やかさはありません。

しかし、花にはないどこかしら素朴で、不思議な懐かしさがあります。

四季折々に変化する様子が里山の自然に寄り添う時のように、優しい気分にしてくれる、自然の豊かさを思い出させてくれます。




植物は、長い期間を経てやがて花を咲かせ、実をつけます。

植物の個体差はあるけれど、幼苗から育てた場合、三年くらいしないと花を咲かせません。

とても根気のいる事です。

店先に並べられ、お客さんの目にふれるまで長い年数を必要としているのです。


              (ヤブコージ、別名十両)


単植のヤブコージですが、他の植物と組み合わせるとまた違った味わいが生まれます。

真っ赤な実をつけるヤブコージは冬期には欠かせないもの。




ひとくちに盆栽といっても様々です。

手のひらの中に収まってしまうような、小さなものから数百年という樹齢の貴重なもの、大きさも樹種も樹齢も多彩です。

大小問わず、ひとつの大きな世界を持っているのです。

葉を楽しむもの、実を楽しむもの、花を楽しむものなど個性豊かな姿形にも魅力があります。 



◆参考ブログ
※苔玉盆栽 No.52
※コケ(苔)の話 No.81
※コケの胞子 No.90
※苔玉、鉢植えのコケ管理 No.165
※花のない植物コケ胞子隠花植物 No.187






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