緑のお医者の徒然植物記

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火曜日, 4月 13, 2021

アワブキ No,434

 アワブキ アワブキ科  アワブキ属

別名=アブクタラシ、ヤマビワ、トーフノキ
原産地=日本(本州、四国、九州)
朝鮮半島、中国

インドから日本にかけてのアジア地域と中南米の熱帯にかけて分布しており、日本にはアワブキ属の①アワブキ②ヤマビワ③ミヤマハハソ④フシノハアワブキ⑤ナンバンアワブキの5種と、アオカズラ属のアオカズラの2属6種が自生する。

また、伊豆諸島には、フシノハアワブキの変種である「サクノキ」が分布している。

アワブキやミヤマハハソのような「落葉性」は稀で、多くの種類は常緑性である。





この木を燃やすと、切り口から盛んに泡を出すのでこの名がある。

産地に生える落葉高木で、樹高は10㍍程になる。

6月から7月に枝の先に大きな円錐花序を出し、淡黄緑色のちいさな花を多数つける。

秋の黄葉は目立つが、庭に植えられることは稀である。

✣生育環境

日当たりの良い場所に適していますが、木漏れ日が当たるぐらいでも育ちます。

やや湿り気のある土壌が最適です。

せん定は12月から3月で強せん定は避ける。
自然樹形を基本に、斜上しがちな枝を切り戻すぐらいの樹形を維持します。


移植は3月頃が適している。

✫肥料

寒肥として油かす、鶏ふんを与える。

✭殖やし方

実生で殖やします。
採り播きするか、貯蔵して翌春3月に播きます。

✣種類

類似種に葉が薄く小さい低木型のミヤマホウソがあり、地方によってはこれもアワブキと呼んでいる。