植物学者
カーネル·フォン·リンネ
国が違えば言葉も変わるので世界各国で、それぞれ別々の名称が存在する。
同じ言語を持つ地域でも、場所により独自の名称を付けていることもある。
同じ言語を持つ地域でも、場所により独自の名称を付けていることもある。
逆に、別の種類の植物を同じ名前で呼んでいる場合もあります。
このように入り乱れていた植物の名称を、ラテン語で世界共通の学名をつけた人物が、カール·フォン·リンネです。(Carl von Linne')
このように入り乱れていた植物の名称を、ラテン語で世界共通の学名をつけた人物が、カール·フォン·リンネです。(Carl von Linne')
リンネは、すべての自然物をラテン語による二名法で分類しました。
これが今日、用いられている生物の学名の基礎になっています。
◉二名法
二名法とは、生物の名前を属名と小種名(しょうしゅめい)の2つを連記して示す方法です。実際には、二名の後に命名者の名前を付けて書きます。
これは省略することもでき、例えばヤブツバキの学名は(Cameria Japonica Thunberug)
カメリア ジャポニカ ツンベルグと発音。
カメリアが属名、ジャポニカが小種名、ツンベルグは命名者である。
C.P.トゥンベリーと言う、スウェーデンの植物学者の名前をラテン語読みしたものです。
◆リンネのラテン語名は、カルロス·リンナエウス
◆リンネのラテン語名は、カルロス·リンナエウス
(Carolus Linnaeus)「分類学の父」同名の息子と区別するために「大リンネ」とも表記されます。
◉和名と学名
学名はラテン語で書き表すので、日本人には扱いにくい。ほとんどの植物には、学名と対応した標準和名が付けられています。
和名と標準和名は混同しやすい、単に和名と言う場合は、方言名や俗称(世間でのとおり名)も含むので区別が必要です。
昭和天皇に謁見したある学者が、「自分のような名もない路傍の雑草を、、、」と挨拶を始めたところ、博物学者でもあった天皇陛下から「この世に、名もない植物などありませんよ」と言われたそうです。
和名と標準和名は混同しやすい、単に和名と言う場合は、方言名や俗称(世間でのとおり名)も含むので区別が必要です。
◎植物の名前に関わる逸話
昭和天皇に謁見したある学者が、「自分のような名もない路傍の雑草を、、、」と挨拶を始めたところ、博物学者でもあった天皇陛下から「この世に、名もない植物などありませんよ」と言われたそうです。
もし目の前にいるのが名も無い植物であったなら、天皇陛下がすぐに名前を付けてしまったことでしょう。