緑のお医者の徒然植物記

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月曜日, 8月 23, 2021

永遠に在ると思うな月と太陽日射による酸素発生 No,542

 月の誕生

月は地球の4分の1ほどの大きさで、表面積は南北アメリカ大陸ほどとされる。

月の引力は地球の自転軸の傾きを23度に保ち、わずか1度でもずれると地球では大変動が発生すると言われている。

月は地球の気候調整装置のような役割を担い、一説によると地軸が僅かに傾いたために緑地帯だったサハラが、砂漠化したとも言われています。


地軸が大きく傾くと、雪に埋もれたエジプトや灼熱の砂漠化した南極など、今では想像も出来ない異常変動が起きるという。

月がどのような過程で作られたかについてはいくつかの説があるとされ、この中で最も有力とされているのは、46億年前地球が誕生して間もない頃に、火星サイズのテイア(Theia)と言う大きな惑星にぶつかった時に月が作られたと言う巨大衝突説です。

地球に衝突した時の衝撃によって大量の破片が軌道上に放り出され、最終的に破片が合体して月を作ったと言われている。

撒き散らされた破片が数億年かけて融合し、地球の夜空に輝く天体になったとされる。

ところが、アポロ計画により持ち帰られた月の石を調べたところ、地球と月の同位体比は非常によく似ていたのです。

この事から、月の組成が地球と不気味なほど似ていることがわかった。

その結果から、月のその他の性質は容易に説明できるものではない。

月は、衝突によって地球から飛び出した破片から形成されたとする説もある。

同じ環境で成長した惑星同士は衝突しやすいと言う。

月の石と地球のマントルの成分は完全には一致していない。

地球と月は最大で数千年間も物質を交換し続け、化学成分の差を解消していったのかも知れません。

月の秘密が明らかになるまでには、まだ長い時間がかかりそうである。


月は、毎年約4センチずつ地球から遠ざかっているとされ、今から数十億年後には月は地球の衛星ではなくなってしまうと言う。

月が地球から遠ざかるに連れて、地球の自転は遅くなり、1日の時間も長くなる。


現在の月と地球の距離は約38万4400キロで、約2万キロの時代では1日の長さが、約4時間ほどだったと言われています。

地球は月が完全に無くなってしまうと、超高速で自転し始め、1日の長さは約3分の1となり、時速数百キロの強風や砂嵐が吹き荒れ、人類の進化は閉ざされる事になる。

月が遠ざかる原因は潮の干満であるとされ、月の引力によって遠くなっていた地球の自転は速くなり自転軸の角度が変化し、四季や昼夜、気温などのバランスが崩れる。

月が無くなる事で、太陽の日射が無くなり、白夜や極夜が延々と続き、月明かりも無くなるので夜は真っ暗闇となる。




太陽が生まれた時

太陽がさんさんと輝き始めたのは、はるか遠い昔に太陽の中心部分で、水素がヘリウムに変わる核融合といこうことが起きたからです。

太陽も地球も他の惑星と一緒に生まれたと考えられています。

宇宙に広がっている小さなガスやチリが、重力の影響で一ヶ所に集まり始めたことが、その発端とされ、ゆっくり回転しながら大きな塊を作り始め、次第に中心部に向かって収縮するスピードを速め、その結果、中心部の密度も上昇していく。

その後、核融合反応を起こして輝き始めたという。

この時に生まれたのが原始太陽だと考えられている。

原始太陽の誕生から微惑星が出来るまでの時間は約1000万年。

地球を始めとする原始の惑星が何兆個も誕生し、現在の太陽系が形成されるまで約一億年もの歳月が必要であったと推測されている。

太陽の役割

地震や火山などを除けば、地球上の自然現象のほとんどは太陽エネルギーが引き起こしているとも言えるのです。

太陽は生物にとっては重要な働きをしています。

植物は太陽の光を浴びて、酸素を作り出し、二酸化炭素を吸収することは多く知られていることです。

また、空気中に酸素があるのも太陽の存在があるからです。

太陽は自力で光る星としては地球に一番近い星で、表面の温度は約6000度、銀河系の恒星(こうせい=自分のエネルギーで輝く星)の一つです。

地球は最初から今のような姿をしていたわけではなく、誕生した46億年前頃は燃える岩石の惑星でした。

もしも太陽が無くなったら地球は急激に冷え、マイナス200℃ほどの気温になると言われています。

一般的に0℃以下の低温になると、生物は生命活動を維持することが困難と言われており、マイナス200℃になると言うことは想像を絶する世界であることは間違いありません。

太陽が無くなるのは約50億年後と言われ、途方もなく遠い未来の話であるが、現人類の子孫が未来人としてその頃まで生存していることはまず無いでしょう。

現在の地球は地球規模の気候変動による環境破壊が進み、人類による温暖化が悪化し続けています。

この状況を、地球規模で防ぐことはとても厳しいと言わざるを得ない所まで、辿り着いているのだと思います。

地球の生命が終わるはるか未来より早く、人類が地球を破壊、滅亡されてしまうかもしれません。