北半球に広く分布し、世界中に約100種類があります。
★①テッポウユリ②ヤマユリ③スカシユリ④カノコユリ=4つのグループに分類されます。
★①テッポウユリ②ヤマユリ③スカシユリ④カノコユリ=4つのグループに分類されます。
ヤマユリやオニユリの球根は、ユリネと呼ばれ食用になります。
〈適性〉
日なたから半日陰くらいまでの場所が適しています。土壌は排水がよく、腐植質の多い壌土で、土層が深い所が向いています。
〈定植〉
10月から12月に球根を植え付けます。埋める深さは、球根の高さの2倍から3倍(15㎝くらい)です。
〈肥料〉
元肥は特に必要ありません。追肥は、発芽直後に、緩効制化成肥料(粒状の化成肥料など)です。
〈堀り上げ〉
掘り上げは、毎年する必要はなく、3年おきくらいに行います。
花後1~2ヶ月たち、葉が黄変した頃に掘り上げをします。
モザイク病、立ち枯れ病、白絹病
★害虫
コウモリガの幼虫が茎に穿孔(せんこう)し、株が倒れたり、枯死したりします。樹木の害虫としても重要な害虫ですが、雑草やユリ、ダリアなどの草花に加害します。
被害部に虫糞がついているのが特徴です。
球根めでまで加害される事が多く、薬剤散布の効果も低いので捕殺以外に対処法がありません。
被害を受けた株は残念ですが処分します。
予防法として、付近の雑草を整理します。
予防法として、付近の雑草を整理します。
◆生育が悪い理由として
球根の深さが浅すぎることが考えられます。
ユリの根には、球根の下から生える下根(したね)と、茎の地下の部分に生える上根(うえね)とがあります。
球根が浅すぎると、茎の地下部分が短くなり、上根が少なくなるので、生育が悪くなります。
球根が浅すぎると、茎の地下部分が短くなり、上根が少なくなるので、生育が悪くなります。
植え付けの深さは、球根の2~3倍が適当ですが、球根の大きさにより、調整しましょう。
3年に一度の割合で植え替えてあげましょう。