ミツマタ ジンチョウゲ科
別名=オウズイコウ
落葉低木
7月頃、新しい枝の先が3本に分かれて伸びる事から「三叉」と呼ばれるようになった。
黄金色の花の外面は白いうぶ毛で覆われ、まるで自ら光を放っているかのようである。
和紙の原料にするため、山間の畑などで栽培していたものが野生化し、今では人も立ち入らない山地にまで自生している。
お札の原料としても樹皮が使われる。
製紙ように赤木、青木、カギマタなどが栽培されていました。
日向でも半日陰でもよく育つ。
やや湿り気のある肥沃な土地を好む。
仲間のジンチョウゲほど移植は難しくない。
肥料
よく花をつけるには寒肥として油かす、鶏ふん、化成肥料を与える。
開花
3月から4月頃に白色の絹毛に覆われた、30個ほどの黄色の花が枝先に集まってボール状に咲く。
花の色は黄色が普通ですが、観賞用に赤い花の園芸品種「ベニバナミツマタ」などが作られている。
花が散ったあとから葉が伸び出してくる。
せん定
4月から5月
萌芽力はあるが、せん定は混み合った所を間引く程度にする。
移植
3月から4月頃に湿り気のある土地に移植する。
幼木は直射日光を嫌う。