ネズ ヒノキ科ビャクシン属
常緑針葉樹低木または高木
原産地=(日本北海道を除く)朝鮮、中国
別名=ネズミサシ、トショウ
ネズは盆栽ではトショウと呼ばれる
丘陵地=きゅうりょうち(高く広い丘)や浅山などの陽地に自生する。
貧栄養の蛇紋岩(じゃもんがん)や花崗岩(かこうがん)など露出している乾いた所を好み、岩場に多い。
★花崗岩
ふつう灰白色(はいいろを帯びた白い色)で、黒いゴマのような点がある硬い石(御影石=みかげいし)
★蛇紋岩
濃い緑色で光沢があり、岩肌が蛇の皮に見える事からその名がついた。
白い脈の入った物は蛇灰岩(じゃかいがん)と言う。
5㍍ほどの低木状の木が普通だが、大きいものは高さ10~20㍍直径1㍍程になる。
「ネズミサシ」の別名は、ネズミを刺して害を防ぐ事ができるほど、鋭い針葉を持っている事からきている。
昔はネズミの通路にこの枝を置いて、被害を防ぐのに使われました。
古名のムロをはじめ、ネズ、トショウなどと呼ばれる。
樹皮は灰色を帯びた赤褐色
枝は横に伸び、老木になると小枝が下に垂れる。
葉は鋭くとがり、3個ずつ輪生し、触るとかなり痛い。
雌雄異株で花は4月頃に咲き、球果は翌年秋(9月~10月)に熟す。
排水の良い砂礫質=されきしつ(砂と小石)土壌が適している。
「ネズミサシ」の別名は、ネズミを刺して害を防ぐ事ができるほど、鋭い針葉を持っている事からきている。
昔はネズミの通路にこの枝を置いて、被害を防ぐのに使われました。
古名のムロをはじめ、ネズ、トショウなどと呼ばれる。
樹皮は灰色を帯びた赤褐色
枝は横に伸び、老木になると小枝が下に垂れる。
葉は鋭くとがり、3個ずつ輪生し、触るとかなり痛い。
雌雄異株で花は4月頃に咲き、球果は翌年秋(9月~10月)に熟す。
排水の良い砂礫質=されきしつ(砂と小石)土壌が適している。
陽樹なので日光を十分当てる。
植え付け、移植は2月~3月
◉肥料
寒肥として、油粕、化成肥料などを施すとよい◆殖やし方
実生が一般的ですが、挿し木もできる(適期は3月)★園芸品種として、よれ曲がった葉を持つ「ヨレネズ」
近以種で主に欧米で栽培される「セイヨウネズ」がある
(ハイネズ、潮来市役所)
◆ハイネズ(ネズと同属)
幹が地面を這うのでこの名がある。ネズミサシ(ネズ)によく似ているが、幹は地面を這って伸びるだけで立ち上がらない。
海岸の砂地や乾燥ぎみの荒れ地に生える。
先端は鋭く尖るので触ると痛い。
雌雄異株で花は4月から5月に
雄花は葉の付け根に咲く。
果期は9月~10月