緑のお医者の徒然植物記

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水曜日, 6月 09, 2021

夏に負けないバラ栽培 ② No,491

 葉の表面が黒ずむ

葉が黒ずむのは「葉焼け」と言う症状のひとつです。

真夏のように強い日差しに当たり、高温乾燥している日に薬剤を散布したり、木酢液のような活力剤などを葉に散布すると葉の表面が傷んで黒くなります。

特に光沢の無い皮質の葉や、厚みのないみずみずしい若葉に症状がよく出やすく、またオールドローズなどでもよく見られる。


                               「黒ずんだ葉」



バラの場合、葉の表面が黒く葉焼けをしても、葉の内部まで酷く傷むことは少ない。


殆どの場合、黄色くなって落葉することありません。


葉はそのままにしておく

黒ずん葉は病気ではないので、黄色くならない限りなるべく取らずにそのまま育てます。

真夏のように日差しが強く、高温乾燥している時では薬剤散布はなるべく控えましょう。

散布がどうしても必要な場合は、バラ全体に散水してから散布します。

温度が下がって涼しくなると、葉焼けしにくくなります。


置き場所

株の周りに湿気を伴う物を置きます。

真夏に強い草花や宿根草、スイレンなどの水鉢などを株の周辺に置くと湿度が上がり涼しくなります。

鉢植えで育てるバラも同じ工夫で改善できます。