緑のお医者の徒然植物記

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金曜日, 5月 15, 2020

グミ No.215

グミ グミ科

原産地、日本産13種、ヨーロッパ南部、北アメリカ

落葉性と常緑樹がある。

落葉性は耐寒性が強く全国で庭植えができる。

常緑性は耐寒性が弱いので関東地方以南が適地です。

落葉性のグミはほとんど全国で栽培でき、花は4月から5月に咲き、結実は6月から7月になる。

常緑性のグミは、花が10月から11月に咲き、幼果で越冬して、翌年4月から5月に熟す。


◉落葉性のグミ

トウグミ(別名/ダイオーグミ、ビックリグミ)

ナツグミ、アキグミ、マメグミ、ナツアサドリ、ニッコーグミなど

◉常緑性のグミ

ナワシログミ、ツルグミ、マルバグミなど

日当たり、水はけがよければ土質を選ばず育ちます。

庭植えは、1月から2月に根回りに配合肥料を50~80㌘まき浅くすき込みます。

鉢植えは、赤玉土6、腐葉土3、川砂1の混合土に植え、日当たりのよい場所へ置きます。

3月に玉肥を3~4個置き肥します。
植え付け移植の適期は3月頃



◆剪定

立ち木性の種類は主幹仕立てにしますが、場所が広ければ、双幹仕立てにしてもよいでしょう。

徒長枝や混み合った枝を間引き剪定し、結実する位置が上へいかないように制限します。

ツル性の種類は垣根仕立てにして、ツルかを伸びすぎたり混み合ったりしないように剪定します。


鉢植えは、模様木仕立てにして、4年ぐらいで樹形を仕上げます。

その後は、間引き剪定で結実枝と樹形を保ちます。


①苗木の植え付け
一般に春3月に行います。

排水をよくするために植え穴に堆肥や腐葉土をすき込み、肥料類は混ぜないようにします。

②一年目
1年目の冬に地上50~60㎝の高さで先端を切り詰めます。

③二年目
2年目の冬に、新梢の3分の1程度で切り詰めます。

下枝は元から切ります。

④三年目
3年目の冬に新梢の3分の1程度で切り詰め、残す方の主枝以外は切ります。

⑤四年目
大体の樹形ができてきますので、手入れのしやすいように、高さ2.5~3㍍くらいで主枝の頂点で芯を止め、混み合う枝や下垂枝を切り、日光がよく当たるようにします。

着果の習性は一年枝(新梢)の基部に開花して、そこに実がつきます。