サイトカイニン
取り出した植物(トウモロコシ)
主に、植物の細胞分裂を促進するホルモン
*ジャガイモを切った切断面で細胞分裂が始まることから、切り口にできた何かの物質により、細胞分裂が引き起こされるのだろうと、考えられ発見されました。
サイトカイニンを与えてやると、頂芽と側芽の区別がなくなってしまい、両方で成長を始めます。
サイトカイニンには、頂芽優勢を解除する作用があります。
天狗巣病
桜の樹に多い病気ですが、この病気は何らかの作用によって、サイトカイニンが生産され頂芽優勢が解除されるため、起こると考えられています。
*ポインセチア、バラ、グラジオラスなどを栽培するときに、サイトカイニンを側芽に散布しています。
こうすることで、多くの花を咲かせることに役立たせています。