緑のお医者の徒然植物記

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月曜日, 4月 05, 2021

イスノキ No,426

 イスノキ  マンサク科  イスノキ属

別名=ヒョンノキ、ユスノキ、ユシノキ、クシノキ
柞、蚊母樹

原産地=日本(本州、四国、九州)台湾、韓国、済州島、中国

暖かい地方の沿岸に自生する。
沖縄の方言説もあるが、語源は不明である。

別名が多いが、おそらく転訛して意味不明となったのでしょう。

親しまれている「ヒョンノキ」の名は、厚い葉によくできる虫こぶを鳴らして遊ぶ音に由来する。

またこの虫こぶにはタンニンが含まれ、染料の材料として使われる。

赤色の美しい花を咲かせるが、葉に隠れてあまり目立たない。





造園には、庭木、生垣に使われるほか、盆栽にもされる。

鹿児島県の伊集院と言う地名はイスノキが多い地域である。

平安朝の租税である稲穂を貯蔵する倉院が置かれたことから「いすいん」と呼ばれるようになったことに由来する。

✻生育環境

日当たりは選ばないが、乾燥地は好まない。
強いせん定、移植にも耐える。
移植は春と秋に行える。

✫肥料

油かす、化成肥料などの寒肥を施す。