2月バラの手入れ
バラは上旬までは、完全に休眠していますが、中旬を過ぎると芽が
膨らみ始めます。
1’大苗の定植
2月いっぱいは適期です。
2月末に植えても、12月に植えたものと咲く時期は変わりません。
2’移植
まだ移植の適期ですが、掘り上げた時のダメージが回復するのに時間がかかります。
3’鉢植えの土替え、鉢植え
2月いっぱいは適期です。
大苗の鉢植えは、鉢に合わせて根を切り詰める。
鉢に植えたら幹を軽く地面に叩きつけるようにしながら、上下に揺すって土を落ち着かせる。
4’施肥
冬の元肥は上旬までに済ませます。
もし遅れたら、元肥にコーランなどの発酵促進剤を混ぜれば、発酵が早まり、遅れを取り戻すことができます。
5’せん定、誘引
2月いっぱいは適期です。
特につるバラは放置すると手がつけられなくなるので、必ず全部の枝幹のシュロ縄を外して誘引をやり直します。
6’病害虫の防除
石灰硫黄合剤の濃厚液7〜8倍を
散布して越冬病害虫を一掃します。
散布時期はせん定が済んで枝幹を
整理したあとがよいでしょう。
風のない時を選んで丁寧に散布します。
これをやるやらないでは病害虫の発生率が大きく違ってきます。
7’水やり
庭植えの株にはまったく不要です。
鉢植えも、よほど雨が降らない日が続かない限り与える必要はない。
8’繁殖
2月上旬までは接ぎ木の適期です。
それにより遅くなる場合は、上旬に穂木(接ぎ枝)を取り湿らせた状態で、冷蔵庫に入れておけば、3月下旬まで接ぐことができます。