造園工事
ブロック積み
ブロックは、正式には補強コンクリートブロックといいます。
これは、ブロックの間に鉄筋を通して、補強できるようになっているためです。
近年、地震によって多くの不良ブロック塀が倒れ、改めてこの鉄筋の重要性が再認識されています。
参考に出来るように、一般的に購入しやすいホームセンターで揃えたもの
コンクリートブロック塀が、地震によって倒れないようにするためには、鉄筋と共に控壁(ひかえかべ)を設けることが大切です。
A図「ブロック塀の控壁」
控壁とは、塀に対して直角に付けられた小さな袖壁で、建築基準法によると、高さ1.2mより高いブロック塀は3.4m以内毎に、基礎のところで、鉄筋の入った塀の高さの5分の1以上の長さの控壁を設けなければならないことになっています。
掘削もすべて人力で行った例として
フェンス取り付けをする場合は、配筋(縦筋)の位置も考えないとフェンスの柱をブロックに差し込む場合に不具合が生じます。
(A図)従って、塀の基礎は部分的に出っ張った凸形の平面形になります。
基礎及びブロック補強用の配筋
型枠の中には砂利を敷き打ち固め、地盤沈下の補強にメッシュ網を入れ、同時に鉄筋を組み込む。
✣型枠(かたわく)を組む。
「ブロック塀の基礎の例」
✣ブロックの段数によって基礎の基準も変わる。
基礎となるコンクリートを打ちます。
また、東日本大震災があったことからも、鉄筋を使用しました。
古くから設置されている低いブロック塀には、ほとんど補強用の鉄筋は入っていないのではないでしょうか。
また、基準法の高さでも配筋されていない不良ブロック塀があると思います。
「ブロック積み3段完成」














