緑のお医者の徒然植物記

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土曜日, 10月 31, 2020

バラ 11月の管理 No,314

 バラの11月管理

この季節になると気温は下がって、朝露が目立つようになりますが天候は安定して、日中は小春日和となる日も多く過ごしやすい季節と言えます。


下旬には休眠期を迎えますが、バラはゆっくり咲き続けます。

①咲き柄摘み
花が咲き終わって、咲き柄摘みは楽になりますがまだ、開花期なので残っていると美観を損ねます。

3日に1度は咲き柄摘みをやっておきたいものです。




②病害虫の防除
気温の低下と共に病害虫の活動は鈍ってきます。

薬剤の定期散布は中旬で打ち切ります。

③施肥
庭植え、は鉢植えともこの月からは全く不要です。


④水やり
庭植えには基本的に不要です。

鉢植えには、表土が乾かないうちはやる必要はありません。

⑤除草、清掃
雑草を丁寧に取って処分します。

⑥来年に向けての構想を練る
場所が適さなかった株の移植や、気に入らない株の抜き取りなどを考えます。

また、バラ販売業者各社のカタログが発行されている時期なので、それを取り寄せたりインターネットで各社のホームページを見たりして購入する品種を決め、どうしても欲しいバラは早めに注文して確保します。







水曜日, 5月 13, 2020

鉢植えのバラの花が咲かない No.213

バラの花が咲かない原因として

鉢植えの場合、土の量に限りがあり、養分が不足しがちです。

同じ土で水やりを繰り返すので団粒構造が崩れ、通気性や排水性が悪くなって、株を弱らせる原因になります。

そのようになれば、肥料の効果もなくなり、花つきが悪くなってしまいます。

土の団粒構造を保つためには、基本的に毎年鉢土を全部取り替える必要があります。

根詰まりを起こしている場合もあります。

通常植え替えは休眠期(11月~2月)に行います。

地上部の枝を剪定した後、鉢から抜き取り根鉢の土をほぐしてすべての土を落とします。

根が乾燥しないように、バケツに水を張って浸けておきます。

一回り大きな鉢にすることが多いですが、根の状態を見て、鉢の大きさは判断した方が良いと思います。

赤玉土7、腐葉土(またはピートモス)3の割合の混合土に元肥として、油粕、骨粉、草木灰などを等量混ぜたものを鉢の大きさに応じて、大さじ1~2杯ほどすき込んで植え付けます。

根は四方に広げて置きます。

太い根を折らないように注意して曲げいれます。

最後に鉢土の表面に、ピートモスを2㎝ほどの暑さにひいてマルチングします。