緑のお医者の徒然植物記

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木曜日, 10月 25, 2018

ヤマモミジ No,11



モミジはカエデ属
の樹木の総称。

園芸では葉の切れ込みの深いものをモミジと呼びます。

秋に紅葉する物だけでなく、春に深紅の新葉を出し、夏に緑化し、秋に軽く紅葉して落葉する品種もある。

◉美しいヤマモミジは、雑木盆栽の中でも特に人気の高い樹種の一つです。

設置場所

春と秋は日当たりと風通しの良いところに置きます。

植え替えたばかりの鉢は、十分に根付いていないので、強い風に当てないように注意する。

4月になっても霜が降りることがあるので、寒い日はモミジをはじめ、新芽が出たばかりの雑木類は棚下や室内に取り込むようにしましょう。

葉が焼けるときれいな紅葉にならないので、梅雨明けから9月上旬までは半日陰に置きます。

水やり、肥料

表土が乾くたびに十分に行います。

4月は発根が盛んになり、乾きやすくなるので注意。

晴天の日は土の様子を見ながら、一日にⅠ~2回与えます。

夏は3回が目安です。

★肥料は中旬以降から5月にかけて玉肥を与えます。

5号鉢で3~4個が目安。

8月の下旬から10月までの間も、各月一回ずつ施肥を行います。

◉植え替え

芽がほころび始める直前の3月~4月が植え替えの摘期。

若木は毎年、成木は2年~3年に一回。

葉が開きはじめてからの植え替えは、木を傷めるので翌春まで待つか、新梢の伸びが止まる6月(梅雨期)に葉刈りをしてから植え替えます。

★用土は

赤玉土、桐生砂の7:3の混合用土を用いるのが一般的です。

◆芽つみ

4月になって気温が上昇し、芽が伸び出した時期に芽つみをしないで放置すると長く伸びて節と節の間が長くなり、樹形が乱れてしまいます。

地方によって異なりますが、4月上旬~中旬にかけて、芽が膨らみかけた頃に早めに芽つみを行いましょう。

芽は指先で摘んでも構いまさんが、込み合っている部分は小枝を傷めないようにピンセットやハサミを使った方が無難です。

◉古木になるほど害虫の被害を受けやすくなります。

月一回、スミチオンなどで消毒するとよいでしょう。