緑のお医者の徒然植物記

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土曜日, 12月 01, 2018

銀杏(ギンナン)の実生で盆栽を作りたい。 NO.66


銀杏の実生で盆栽作り



◉イチョウはタネが大きく、実生から育てやすい樹種のひとつです。

炒ったものは発芽しません。

生の種子であれば、お店で売っている物でも発芽します。  

公園や並木道に落ちているギンナンは、果肉をよく洗い流したから、赤玉土、川砂などの用土にまきます。 

独特の匂いとともに、人によっては手がかぶれる物質が含まれているので、ビニール手袋などを使用して作業しましょう。


                                  
      「銀杏の種まき」   (A図、B図)

発芽すると太い根が出てタネが持ち上がってしまうことがあるので、まいたタネにはやや厚めの覆土をしておきましょう。

乾燥に弱いので、秋に取りまきした方が、発芽率は良好ですが乾燥に注意して冷暗所で保存しておけ
ば、翌春にまいても発芽します。

本葉が開いたら移植(定植)します。

(B図)
盆栽など、鉢植えに仕立てる場合は、直根が短く側根が横に広がるようにしなくてはなりません。

移植の時は、細根が出ている所の下で直根を切ります。

タネがしっかりしているうちに、切り戻さないと苗が弱ってしまうので注意しましょう。



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