さつまいものつる
昔、さつまいもは食糧難になった時食べられた作物ですが、葉もつるも食べられる。
いまでもさつまいも生産農家では、芋づるを食べているところもある。
特別に貧しかった幼少期の頃、我が家でも食べていました。
50数年前の事だが、その当時ほとんど食べていた家庭はなかったと思う。
それだけ幼少期の我が家は、間違いなく極貧だったと言えます。
自給自足だった。
あらゆる作物を作っていた。
その頃はお菓子やパンと言ったものを食べたことがなかった。
当然お小遣いがあるはずもありません。
よくつるの皮むきを手伝った。
指先がアクで真っ黒になったものです。
この灰汁(アク)がなかなか落ちないんです。
さつまいもの品種はふくむらさき
この品種は指先がアクで黒くならない。
水に30分程度さらしてアク抜きします。
炒めものに入れたり、焼きそばなどに入れても美味しい
定番はキンピラ
油揚げやかまぼこなどを一緒に入れると美味しくいただけます。
シャキシャキとした歯ごたえで、ご飯にも合う。
こんな時代に芋づるなんて食べるかよ、、たぶん多くの人が思うに違いありません。
現代人は、ホントの食糧難を知らない人が多いのだから無理もない事です。



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