シェフレラホンコン
ウコギ(五加)科の観葉植物シェフレラホンコン
原産地=台湾、中国南部、熱帯アジアやオセアニア地方に分布。
◉シェフレラホンコンは、通常ホンコンカポック(和名)と、呼ばれています。
種類が150種ほどある常緑低木で、昔から日本では「カポック」の名で親しまている観葉植物です。
シェフレラの名前は、ドイツの植物学者の“ヨハン·ベーター·エルンスト·フォン·シェフラー”に因んで名付けられたとされる。
地植えにすると一年ほどで1m以上伸びるため、野生のものは10mを超えるほどの大きなものもある。
本来は直射日光で育てますが、半日陰でも育ち、繁殖も挿し木、とり木、根ぶせなどの方法や、株分けもできます。
園芸店で売られているのは、苗から育てられた寄せ植え仕立てです。
沖縄方面では、庭木として育て、木化(もくか)した太い幹の鉢植え仕立てもあります。
細葉の在来種のほか、照葉のシェフレラ·アルボリコーラ(ホンコンカポック)、班入り葉種のシェフレラ·アルボリコーラ、バリエガータ(班入りホンコン)、シェフレラ、小型種のレナータなどが小鉢仕立てで楽しむことができます。
★冬は凍らない程度の室温を保ち、水は控え目にすることです。
◆春から夏にかけては、なるべく日の当たる場所に置き、水や肥料は多めにして、植え替えや枝の剪定や繁殖もこの時期にします。
茎が細い場合は、支柱などをして補強すると良いでしょう。
◉植え込み用土は、赤玉土と腐葉土か堆肥類を7対3ぐらいの割合で良く混ぜてから植え込みします。
◉植え込み用土は、赤玉土と腐葉土か堆肥類を7対3ぐらいの割合で良く混ぜてから植え込みします。
4月から8月にかけて、月に1回程度粒状の化成肥料や液肥を与えます。
〇風通しの悪い室内に長く置くと、葉や茎にワタカイガラムシやアブラムシのつくことがあります。
〇風通しの悪い室内に長く置くと、葉や茎にワタカイガラムシやアブラムシのつくことがあります。
★鉢の土の表面にオルトランの粒剤を大さじ1杯から2杯をまいて、この上から水をかけます。
根から吸い上げられた薬が、植物全体に行き渡り、害虫類を退治できます。
シュフレラホンコンは、花を咲かせるまでに20年以上かかると言われるほど、とても希少な花です。
花はとても小さく、咲くとすぐに落ちてしまうので、花を見ることができる期間はとても短い。
花が咲いている姿がタコ🐙を逆立ちにしたように見えることから、海外では「オクトパスツリー」とも呼ばれている。