主食がさつまいもだった幼少期
1972年、小生が9歳だった頃、我が家の主食はさつまいもだった。
その当時の総理大臣は誰だったかと、、調べる所からこのブログ記事は始まりました。
当時の総理大臣は佐藤栄作氏で、第60代総理の池田勇人氏から引き継がれた。
1972年(昭和47年)の頃、さつまいもは戦後の食糧難の回復に伴い、「主食」から「おやつ」や加工用への用途転換期を迎えていた一方で、東北大学などの当時の長寿村調査では、一部の農村地域で野菜の約半分がさつまいもであるなど、植物性食品を中心とした伝統的な食生活が根付いていることがわかりました。
かつての貴重な救荒作物であったさつまいもは、主食としての役割は減少したとされました。
しかし、過疎地では主食としてのさつまいもの役割は消えていなかったのです。
本土では高度経済成長を経て白米などの消費が主流となっていった。
この時期、焼き芋やでんぷん原料などの用途転換や生産過剰への対応が農業上の課題となっていた。
東北大学が行った長寿村、短命村調査では、沖縄県などの長寿地域において、さつまいもが日常の食卓に頻繁に上るなど、健康的な植物性主体食の重要な要素として機能していたことが指摘されています。
かつてさつまいもは、昭和30年(1955年)に史上最高の約718万トンの年間生産量を記録しました。
現在の年間生産量は約100万トンとされることから、当時の生産量がいかに凄い量であったのかが伺えます。
なぜ生産量が多かったのかと言うと、その背景には第二次世界大戦の深刻な食糧難を乗り切るためと言う理由があり、国策として大増産が行われたからです。
戦後も主食の「米」が不足していたため、貴重なエネルギー源として大量に栽培が続けられていました。
その他さつまいもは、食用以外にも軍用機の液体燃料(アルコール)の原料や、戦後の高度経済成長期に向けて、家畜や飼料やでんぷんの原料として大量消費されました。
戦争になれば食糧難になることは、歴史上で証明されている事実です。
多くの人々の好きな食べ物まで奪ってしまうのが戦争です。
江戸時代さつまいもは、救荒作物や庶民の主食とされたため、富裕層は意図的に食べていないとされています。
米を主食とする身分制度の中で、貧しい人々が食べるのが「芋」とされ、そのため食べなかったとされるが、富裕層や武士は白米を食べることを誇りとし、さつまいもを食べることは身分が低いことの表れとみなされていたようです。
しかし、背に腹は代えられないと言うそれ以外に選択肢がない、差し迫った状況においても食べなかったのだろうか?
もしかしたら富裕層が食べる白米は確保されていたのではないだろうか。
稲作農家は作るだけで自分の口には入らないお米、食べてはいけないと言う制度、漁師もまた、鯛をとっても食べてはいけないという身分制度がまかり通っていたのではないかと思います。
第二次世界大戦中、多くの兵士は戦わずして餓死でなくなったと言われています。
日本から遠く離れた戦場、ジャングルの中で戦時中、とてもまずいさつまいもを栽培していたとの事実があります。
そんな状況下でも食べ物に困らなかった、つまり身分制度にも似た体制が戦時中にもあったのではないだろうか。
再び戦争になれば、政権(独裁)によっては同じことが起きる可能性があります。
戦時中の金持ちは、一般的な配給(すいとんや雑炊など)ではなく、農家との直接交渉や闇市(やみいち)を利用して白米や肉、魚、卵を日常的に食べていました。
官僚や軍の幹部は料亭で贅沢なコース料理を楽しんでいました。
戦時中や戦後の混乱期において、富裕層や特権階級が闇取引(経済統制違反)で捕まらず、見逃されやすかったことは歴史的事実です。
一般の庶民は厳しく摘発された一方で、富裕層やエリート層は捕まらなかった。
その理由として、警察や官僚との癒着(賄賂)酒やタバコ、砂糖など高級な闇物資を警察の幹部や官僚に賄賂として贈り、摘発の情報を事前に得たり、見逃させたりしていました。
庶民のように露店(闇市)で売買するのではなく、富裕層等は自身の邸宅に商人を呼び寄せるなどし、警察の目が届かない私的空間で取引(隠密取引)を行っていました。
旧日本軍や政財界のエリートが、大量の軍需物資や貴金属を民間企業などに横流しして隠す事件が多発しました。
これは組織的に隠蔽されたため、警察は簡単に手を出せなかった。
統制経済によって国家の流通が完全に麻痺していたため、政府や警察の上層部自身も闇ルートを完全に潰すと社会が崩壊することを知っていました。
そのため、あえて特定の大型取引を黙認することもあったのです。
そんな状況下で、法を守る立場である判事が「立場としてヤミ米は食べない」と拒絶した結果、栄養失調で餓死する真面目な国民もいたことも事実である。
唯一、救荒作物としての役割を果たせなかったさつまいもの悲しさである。
富裕層や特権階級だけが闇取引で私腹を肥やし、捕まらないという強い批判が当時の社会には渦巻いていました。
現在の自民党高市政権、政府を見ている同じ時代に戻りつつあると思えてなりません。
防衛のためと言いながら私腹を肥やす、、武器輸出、裏金、大企業からの献金のための政策優先なのかと、、何をやってもそれこそ捕まらない。
食糧難に喘いだ時代のように取り残されるのは一般庶民だけのようだ。
関連プログ
救荒作物サツマイモ N.572
大飢饉を救ったのはさつまいも No.578
戦争とさつまいも No.580















