緑のお医者の徒然植物記

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緑のお医者の徒然植物記

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2026/07/02

悪意のある嘘つき No.851

 悪意ある嘘つき

国家権力によるSNS、選挙での他党候補虚偽動画配信問題、ニュースや支持率を隠蔽工作し、組織的に反体制派を抹殺する指示、指導を行った疑いが噴出している。





「高市早苗の支持者はスマホ型コンピューターか?」



1日100〜200の動画生産で核酸、一億の再生回数も可能と言う手口です。

投稿者名だけ変更し、内容は全てが同じ。

この手口で選挙中、他党候補を落とし入れる虚偽動画配信を行った疑いが問題になっているが、知らぬ存ぜぬと言う姿勢である。




「支持率アップ工作の手口か!?」


高市首相には数々の嘘が問題視されているが、その隠蔽も行っています。

旧統一教会の代表者名も知らないと言うがしかし…



「旧統一教会総裁の韓鶴子と同じポーズの高市首相」


このポーズは旧統一教会の「熱心な祈り、賛美、霊的表現」の典型的な姿で、両手を挙げて顔を歪めて泣く、叫ぶようなポーズ·神(父母様)への深い懺悔(ざんげ)、祈り、聖霊降臨、心情伝達を表す。

特に韓国の「祈祷会」では、感情を爆発させ泣きながら祈る「涙の祈り」が重視されていると言う。

この状況から見ても無関係、知らないは通用しないだろう。

旧統一教会の総裁、韓鶴子(ハン·ハクチャ)の名前も知らない、聞いたこともないと主張発言している高市首相を信じられるだろう。








公に嘘をつく

国会では、求めがあれば主席して誠実に答弁してきたといい、今後もその方針は変わらないと発言している。

しかし自民党幹部によれば、これまで国会への出席を打診しても後ろ向きだとし、誠実に答弁してきたとは言い難い。




「高市総理の審議の短さの証拠」


与党が予算委員会·党首討論に応じていない。

野党が審議拒否しているのではなく高市総理が答弁拒否しているのです。

嘘、嘘、嘘の塊か!!


皇室典範改正の閣議決定

高市政権による皇室典範改正の閣議決定は、副総裁麻生太郎によるクーデターとも言えるものだろう。

天皇と言う役割は、政治権力じゃなく、国民の幸せを祈る祭祀(さいし)シャーマンなのだと故美輪明宏さんは生前述べています。


祭祀シャーマンとは宗教的な指導者や巫者(ふしゃ)のことで、祈る力に男も女も関係ありません。

むしろ古代から神の声を聞くのは女性の役割でした。

現代の神社で神職の補佐や神楽などを務める女性は「巫女」と呼ばれますが、古代においては神懸かりして神の言葉を人々に伝えるシャーマンとしての役割が中心でした。

高市総理は女性天皇を嫌い認めない、国民総意とする憲法を無視し、立法府の総意として皇室典範改正の閣議決定を行った不敬な総理と言える。

宮内庁もこれに疑問を呈している。

だが、現在の宮内庁長官は高市早苗が総務大臣だった時の直属の部下だった黒田武一郎元総務事務次官が努めている。

つまり、すでに工作員的人材を送り込んでいるのだ。

黒田は秋篠宮家の意向を重要視していると考えられる。

高市早苗は女性天皇を認める発言を以前行っていた、、だが麻生太郎が望む皇室典範を知り、女性天皇を認めないと変えた、、、更なる嘘つきの始まりだ。

高市から麻生への賄賂的変更だろう。

皇室典範改正で一番ズルいのは、皇位継承資格は議論しないと誤魔化しながら、皇位継承資格を男系男子に固めたことで、男系女子の議論を抹殺したことだ。

不都合なことは隠して、国家指導者たちのメンツを保つためだけに国民に大犠牲を強いる、こんな卑劣な政治を許せば太平洋戦争時と同じ事が起こるだろう。


民主主義国家での国会議員の重要性

民主主義国家において国会議員は、自由な政治活動を行うことが大前提ですが、一方でこの特権的な立場が説明責任の軽視や国民感覚との乖離(かいり)を招き、その結果、特権や利権の温床になることを否定できない。

国会議員が好き放題する事を防ぐには、定期的な選挙を通じて権限を持つ有権者が直接その政治家を落選させる必要がある。


公職選挙法違反があれば司法により捜査や処罰の対象となりますが、司法が機能しなければ何にもなりません。

司法に権力の圧力がかかり機能しない可能性もあります。

日本でも政治腐敗や国の財政の闇を追及した政治家が暗殺されるという悲劇的な事件も起きました。

国会議員は命の危険と隣り合わせで正義を追求する側面があることも事実です。

故石井紘基氏は元衆議院議員で、生前に統一教会やオウム真理教といったカルト宗教の問題にも積極的に取り組んでいた国会議員です。


2002年10月、国会で「国家が転覆するぐらい重大なことを暴く」と周囲に語り、国会質問を提出する予定だった当日に自宅前で右翼団体代表の男に刺殺されこの世を去った。

事件当時に所持していた手帳や資料が持ち去られ、いまだに行方不明となっている。

三島由紀夫は小説家·劇作家であるが政治的発言も多く、言論の自由が保障されている民主主義社会では、政治家がいくらでも 嘘をついたり偽善に走ったりすることが可能になると指摘していた。

もし、政治家が命の危険を全く感じなくなれば、政治は不真面目なものに堕落してしまうと考え、「命を懸けるほどの緊張感」が政治の現場には本来必要であるという逆説的な論理を展開していました。

三島事件·三島由紀夫割腹自殺

民主主義社会においては、いかなる理由があっても政治的暴力や暗殺は決して容認されない。

自民党政権は数が多いだけで始末が悪い!!

高市総理は右派ではあるが保守ではない。

自国や自民族の伝統、文化、歴史を重んじる右翼主義者とも言えない。

急進的な変革を求める左翼的側面もある。

自らのことを抹殺する抹殺者?

高市総理は究極の嘘つきの可能性

マリシャス·ライアーなのかも知れない!!










2026/06/26

あの頃の僕は No.850

200海里規定で船団崩壊末路へ

200海里(約370km)とは

世界各国が沿岸から200海里を「排他的経済水域(EEZ)」や「漁業水域」として設定し始めたのは1977年(昭和52年)今から49年前のことです。


排他的とは、自分たち以外の部外者や他者を受け入れず、締め出そうとする態度や性質のことです。


1973年から始まった国連海洋会議を前に、1976年頃から「主要国が一方的に水域の設定を宣言」しました。

1977年3月1日にアメリカとソ連(当時、現ロシア)が実施したことを皮切りに日本も同年7月1日から実施しました。

これにより、沿岸国は200海里以内の水産資源や鉱物資源に対して、排他的な権利を持つことになり、日本の遠洋漁業も大きな転換期を迎えることとなった。

アメリカとソ連の200海里水域における時刻の権利宣言に伴い、遠洋、沖合漁業の捕獲量が激減、日本が操業できる漁場はどんどん狭くなっていった。

この200海里水域規定は、1996年に国連海洋法条約が発行されたことで国際的な制度として正式に確定しました。


200海里水域が実施されてから2年後の1979年に小生は巻き網船に乗った。

すでに学歴社会、どんな仕事に就こうとも高卒と言う学歴がつきまとった。

それはのちに船乗りを辞めて田舎を離れた地方で強く身につまされた現実でした。

離島には漁師か自衛隊かの選択肢でしかない時代が長かった。



「左の運搬船に捕獲魚を積み込んでいる状態」

 

鳥取県境港の水産会社の巻き網船に乗って、北海道釧路へ

配属されたのは運搬船(第38千鳥丸)で、捕獲した魚を積み込んだあと港へ入港し、市場付近の埠頭で荷揚げしていた。

当時は16歳、賄い飯をひとりで作りながら本来は荷揚げ作業はしなくてもよかったのだが、人手不足もあって賄い飯を作らなければならない時間帯のぎりぎりまで荷揚げ作業をしていました。

「船員手帳」






1週間に1回の食料品の買い出しもひとりで行うが、知らない土地での買い出しは大変だった。

買い出しを行ったお店のおばさんに船まで送って貰うのがお決まりでした。

一度に1週間分の食料品を買うので段ボール箱が数個になった。

月に一度の1週間の休みのときは、主に釧路の幣舞橋の袂に船が接岸された。


幣舞橋(ぬさまいばし)は、釧路川の河口近くに架かる市のシンボルで、「北海道三大名橋」の1つで、世界三大夕日に数えられる美しい夕景や、橋上の春・夏・秋・冬(四季)のブロンズ像(日本初の橋上彫刻)裸婦像が有名です。



「夕日に映る幣舞橋·ブロンズ像」


1889年に木橋として架けられて以来、現在の橋は5代目となります。

北海道三大橋=札幌の豊平橋、旭川の旭橋

幣舞橋=釧路市北大通1丁目




1週間の休みの間、船の寝台で寝る船員はほとんどいなかった。

皆そこそこに行く所があったのだろう。

遊びも知らない小生には無縁だった。

釧路市には喫茶店が多くあった、思い出の喫茶店は「太陽の顔」と言う錦町にあった喫茶店、今は存在しない思い出の喫茶店。

200海里水域の付近では中国船籍の船が魚を獲ってその船上で缶詰にしていた。

日本の水域まで入り込んでいた。

海上保安庁が警告を発して追っ払っていたがなかなか退避しない船も多かった。


中国船籍の行為は日本の漁獲量にも影響を与えていたようだ。

巻き網業は乱獲的な方法だと思う。

資本主義的な捕獲行為では、いずれ衰退することは目に見えていたと思う。

巻き網は魚が網の中で暴れるため、魚が傷つきやすく鮮度が落ち、生食に適さないことが多く、そのため加熱用や加工用で用いられることで消費されていた。

それでも港みなとでは、住民のために大きなかごに魚を入れて置くと袋を持った人が自由に魚を持っていったものです。

一度だけ釧路市場で荷揚げ船がいっぱいで、荷揚げできなくなったことがあった。

荷揚げ出来る港を探した時、青森県久慈市で荷揚げ出来る事になり、釧路沖から久慈まで向かった。



時間が経ちすぎて、鮮度を保つための氷も溶けて臭いまでする状態だった。

食べ物としては利用出来ない、、ところが魚価は高くついた。

肥料用として高値がついたのです。

しかし、荷揚げ作業する船乗りには臭くてたまらなかった事を覚えている。

歩合制であったため、その時の給料は40万円と言うものだった、ちなみに基本給は11万円。

船長や機関長、局長、漁労長は甲板員の2倍の給料なので80万円です。

冷凍会社も多くなっていたことも乱獲に拍車をかけたと思います。

日本の全体的な漁獲量は養殖も含め、1984年をピークに減少の一途を辿っていった。


「出典:北海道まき網漁業協会」


1979年頃にはすでに、労働環境の厳しさや待遇面で若手の新規就業者が不足し始めていました。

日本の遠洋漁業や巻き網船などの沖合漁業は年々、燃料価格や潤滑油の高騰、漁具や発泡スチロールなどの資材費の値上がりや深刻な船員の高齢化、人手不足により、投網回数の減少とともに漁獲量も落ち、市場の競りや出荷時間にも間に合わず、魚価が下落する悪循環にか陥っていった。


漁業の衰退の最大の原因は「乱獲」であり、また、200海里水域規定と言う制度でり、持続可能な漁業を進める政策を打ち出さなかった政府の責任でもある。

漁業で成り立っている離島では死活問題になり、ほとんどの巻き網業の水産会社は倒産してしまった。

2010年から2030年の海域別の水揚げ量が、世界全体では23.6%と予測されていますが、日本の海域だけがマイナス9%となっている。

つまり、この予測から世界中で日本の漁業のみが衰退して将来性がないとみられています。


農業制度と同じく国内自給率を下げ続けている日本、輸入に頼る事を選び続ける悪政が続くなら、緊急事態での食糧難は避けられないことは明白だろう。


遠い昔から引き継がれてきた我が故郷の漁業産業、船団、漁業船員たちの雇用は完全に崩壊、消えて無くなってしまった。



日本のまき網水産業、船団を崩壊させたのは、資本主義政策の乱獲競争と200海里水域規定を宣言し、その流れの基を作ったアメリカとロシア(当時はソ連)である。









2026/06/25

アガパンサス·ブラックジャック No.849

 アガパンサス·ブラックジャック

ヒガンバナ科(旧分類はユリ科で2002年4月時点表記されていました)

アガパンサスは南アフリカ原産の多年草(旧表記は宿根草)

18世紀にヨーロッパへ渡って品種改良が進み、日本には明治時代に伝わったとされます。

花は5月下旬から8月頃、初夏から梅雨の時期にかけてが見頃です。

アガパンサス·ブラックジャックは、世界最高峰の国際フラワーショー「英国チェルシーフラワーショー2023」の品種部門で最優秀賞(Plsnt of the Year)を受賞した世界注目の最新品種です。



「アガパンサス·ブラックジャック」


黒に近い美しい濃い紫色の花を咲かせ、暑さや乾燥に非常に強く、初心者でも育てやすいのが特徴とされています。

耐寒性もマイナス7℃まで耐えるため、多くの地域で地植えが可能です。

花期かを長く長期間連続して開花します。

若いうちからか花が付きやすい性質を持ち、草丈は50〜80cm程度です。

日当たりが良く、水はけのよい場所を好みます。

乾燥には非常に強い反面、生育期は水切れを起こさないように注意が必要です。

肥料は骨粉などを混ぜた肥沃な土壌を好み、定期的に有機肥料を与えるとよく育ちます。

アガパンサス·ブラックジャックがこの春、福岡市内の園芸店などで日本初となる一般販売を開始しました。











2026/06/22

ゴーヤーで夏バテ解消 No.848

 ゴーヤー ウリ科、淡色野菜

原産地=インド、熱帯アジア

正式名称=ツルレイシ(蔓茘枝)、ニガウリ(苦瓜)





ゴーヤーとゴーヤ

ゴーヤーと言う発音は沖縄での本来の発音で方言に近い呼び方

ゴーヤと言う発音は沖縄県外に広まる過程で言いやすく省略化された呼び方

ゴーヤーにレイシ(茘枝)の漢字が使われている理由は、果実の表面にあるデコボコした突起や形が熱帯果物レイシ(ライチ)に似ているからです。

ライチはムクロジ科の常緑高木で、世界三大美女のひとり楊貴妃がこよなく愛したフルーツとしても有名です。



「ライチ=レイシ」


ゴーヤーの伝来

日本へは江戸時代(慶長年間)1596〜2615年頃に、中国を経て沖縄(琉球王国)に伝来したとされています。

当時は強い苦味から「ニガウリ」と呼ばれ、主に観賞用や薬用として扱われていました。

沖縄の伝統的な健康野菜として長い間栽培され、1990年代以降の沖縄料理(ゴーヤチャンプルーなど)のブームによって全国的に人気となり、家庭の食卓にも並ぶようになりました。

本土では最初、鹿児島県の薩摩地方や宮崎県などの南九州の一部の地域でのみ消費されていました。

夏の定番野菜のほか、夏の強い日差しを遮る「緑のカーテン」としても日本中で親しまれています。

現在では、鹿児島県、宮崎県が沖縄に次ぐゴーヤ生産地となっています。


ゴーヤなぜ苦い!?

ゴーヤには「モモルデシン」という成分が含まれています。

このモモルデシンが独特な苦味成分です。

モモルデシンは胃液の分泌を促し、食欲を増進させる働きがあると言われているため、夏バテで食欲が落ちがちな時期にはピッタリの食材なのです。

他にもビタミンCが豊富に含まれ、特に捨ててしまいがちな「ワタ」の部分には果肉の1.7倍ものビタミンCが含まれているのです。

キャベツの約2倍のビタミンC、レモンの約1.5倍以上のビタミンCがあるとされています。

一般的にビタミンCは熱に弱い成分ですが、ゴーヤに含まれているビタミンCは熱に強いという特徴があります。

そんなビタミンCが豊富なワタを食べるには、ワタがついたままのゴーヤを輪切りにしたものを天ぷらにしたり、ワタを味噌汁の具にするのもオススメです。

栄養を逃さないためにはゴーヤを切ったら水洗いしない。

ビタミンCなどの水溶性栄養素が水に溶け出してしまうのを防ぐため、水洗いは避けます。

苦みが苦手な場合は、薄くスライスして塩もみするまたは、サッと湯通し(10〜20秒)すると食べやすくなります。

美味しいゴーヤの見分け方

美味しいゴーヤは鮮やかな濃い緑色で重みがある。

表面のイボが硬く、ハリがあり、つぶれたり傷ついたりしていないもの。

イボの大きさがそろって密についているものが新鮮とされます。

ゴーヤの効能

血圧を下げるカリウム、体内の余分な塩分(ナトリウム)を尿と一緒に排出するため、むくみ対策や高血圧予防に効果的とされています。

抗酸化作用があり、紫外線によるシミ予防やコラーゲンの生成を助けます。

肝機能を助け、血糖値を下げる効果も期待できます。

腸内環境を整え、便秘解消や免疫力アップするにつながります。


明らか食品

薬が売れなくなるから健康野菜を公式に認めないと言う声は、製薬業界や自然療法における長年のジレンマです。

しかし、今日では厚生労働省も認めるように野菜は「明らか食品」としてビタミンやミネラル、食物繊維などを豊富に含み、病気の予防や健康維持に不可欠な役割を果たしています。

「明らか食品」とは、誰が見ても明らかな食品のことで、野菜や果物、生鮮食品、一般的な加工食品(豆腐、納豆、味噌、パンなど)、調味料等が明らか食品に該当します。

健康食品は医薬品と誤解されるような売り方をすると薬機法違反となります。

しかし、誰が見てもあきらかな食品であればそれを医薬品と誤解する人はいません。

明らか食品は薬機法の適用のないゾーンであり、効能を述べても薬機法違反とはなりません。

薬機法とは医薬品医療機器等法の訳です。

「野菜を食べれば病気が治る」といった表現は、薬機法によって厳しく規制されています。

正しい医療を受けるため、病気が悪化するのを防ぐための制度ですが、近年では科学的な研究に基づき、特定の成分が健康維持に役立つことを「機能性表示食品」と表示できる制度も導入され、野菜の機能性は着実に公式に認められるようになっています。

薬は治療や治癒の役割

野菜は身体の調子を整え、病気にかかりにくい身体を作るという予防の役割


育て方

ゴーヤーの種子は硬く水を吸収しにくいので、爪切り等で種子の突起した部分を切り、一昼夜ぬるま湯につけてから播種します。

高温性作物なので適温は25〜28℃、夜温は15℃で管理発芽させ、35〜45日位で苗を育てます。






苗を植え付けた後真っすぐに直立して一番早く伸びるのが親ヅルです。

親ヅルは本葉が5〜6枚、または1.5mほどの高さまで伸びたら先端(生長点)を切り取る「摘芯」を行います。


「赤丸印、最初に伸びるのが親ヅル」


「A図」


先端を切り取ることで栄養が行き場を失い、「A図」脇から勢いのある「子ヅル」が2〜3本発生します。

この子ヅルと更にその先に発生する「孫ヅル」をたくさん広げることで身が付きやすくなり収穫量も増えてきます。


定植後は、ネットやテープを利用し、3〜4本仕立てで横または斜めに誘引して、果実に日光が当たるように摘葉します。



「ネットを手づくり」


「株高30cmで植え付けてみる」



「一株で緑のカーテン」





収穫は15〜30cm(品種により異なる)の長さ程度を目安として早朝に収穫します。


収穫期は関東などの中間地なら7月上旬から9月頃までですが、10月頃まで収穫できる場合もあります。

苗の植え付け時期や地域の気候によって異なりますが、開花から約15〜20日後が収穫のタイミングとなります。











2026/06/11

人生が苦しいのはあなたのせいではない No..847

 一切皆苦(いつさいかいく)

人生が苦しいのはあなたのせいではない、生きていれば思い通りにならないことのれんぞくである。

それは生きることそのものの構造だからである。

あらゆる人生は苦痛である。

これは絶望の言葉ではない。

苦しみを「例外」ではなく「前提」として受け入れことができてはじめて人は楽になれるという意味の言葉です。

生の欲望それ自体が「苦痛」であるという教えを仏教界では「一切皆苦」と言う。

人間はいつか全て死にゆく存在である。

だから、欲望や執着、所有欲がどれほど空しいかを知る必要がある。

名声、権力、知識などは自分が死んでしまえば全て泡と消えてしまう。

この事実を知り、欲望の波をうまく治めることが心の幸せを得る第一歩なのです。

「一切皆苦」は全て苦しみだから諦めろと言う意味ではなく、苦しみの根っこにあるのは「欲望」であり、その欲望がある限り苦しみは終わらないという構造を見抜いた言葉です。

一切皆苦は仏教における基本的な考え方の一つで、この世の全ての現象や人生は、思い通りにならない「苦」であるという意味。

お釈迦様は苦しみが生まれる本当の原因は、自分中心の物の見方や「思い通りにしたいという執着」にあると説きました。

人生のままならなさをネガティブに諦めるのではなく、現実を深く見つめ直すことで無駄な苦悩を手放すための「智慧=ちえ」として説かれています。

智慧は仏教用語として用いられている、人生の真理や物事の本当の姿を見抜く力のこと。

名声が欲しい、もっと認められたい、もっと持ちたいと心から強く望む、切実に欲求する、その渇望(かつぼう)が満たされる度に次の渇望が生まれる。

知らず知らず終わりのないレールを自ら走り続けている。

得た物全ては死の前では等しく泡と消えてしまう。

どうせ消えるものだと理解すれば、執着の力も少しは緩んで行くだろう。

「求めない」は諦めではなく「技術」だ。

欲望は消すことではなく「治める」ことだ。

欲望の波が来るのを認めながら、それに飲み込まれない距離をとることである。

求めることをやめるのではなく、求める自分を静かに観察する、それがこの哲学が教える心の幸せへの最初の一歩である。

何かを強く求めた瞬間に「これは欲望の波かも知れない」と一呼吸置くことだけでいい。

そう解くのは19世紀を代表するドイツの哲学者『アルトゥル·ショーペンハウアー』である。



「ショーペンハウアー/1788.2.2〜2860.9.2」


知的能力が高い人であるほど、ひとりで過ごそうとする傾向が強まり、知的能力が低い人であるほど誰かと一緒にいようとする傾向がある。

知的能力とは、新しい情報を学び、論理的に思考し、問題を解決し、環境に適応するための総合的な力を指します。

単なる知識の量ではなく、「知識をどう活用するか」という脳の働き全体を意味します。

言葉を理解し、情報を素早く正確に処理する力。

物事の筋道を立てたり、見えない概念(大まかな理解や考え方)を理解したりする力。

一時的に情報を頭に留めながら別の作業をこなす力。


ショーペンハウアーは、孤独を単なる「寂しさ」ではなく「精神の自由」を得るための必須条件と捉えました。

人間が完全に自分らしくいられるのは一人の時だけであり、孤独を愛さない者は自由を愛さない者であると説きました。

孤独は自由の証

ショーペンハウアーは、他者と群れることは自分自身を偽ることであり、本当の自己に戻れるのは一人でいる空間と時間だけだと考えました。

他人の評価や世間の期待から距離を置くことで、初めて心の平穏(へいおん)と自由を手に入れることができます。

人生の幸福は「自分が何者であるか」にかかっていると述べています。

内面が空虚(くうきょ)な人は孤独に耐えられず、他者や刺激を求め続けます。

しかし、優れた精神や豊かな内面を持つ人は孤独を最高の友とし、自分の内側から喜びを生み出すことができます。

他人への過度な期待を手放し、無用なストレスや煩わしさから身を守ることができるとしました。










2026/06/10

カクタスペア(サボテンの果実) No.846

 カクタスペア

ウチワサボテンの果実

別名=プリックリーペア、トゥナ、仙人掌
サボテンは日本名、カクタスは英名

カクタスペアの歴史

ウチワサボテンの果実の歴史は、メキシコを中心とした中南米で少なくとも8000年以上前にさかのぼります。

古くから先住民族の貴重な栄養源として重宝され、現在に至るまで世界各地で愛されている砂漠のスーパーフルーツです。

緑の野菜が少ないメキシコでは古くからノパール(ノパル)やトゥナ(果実)は貴重な食料や薬用植物として扱われていました。

「A」花芽が付いている状態のサボテン、開花後に果実(カクタスペア)となる。


「A」


「ノパール=ノパル·若い茎節」

ノパール/ノパルはウチワサボテンの食用部分でトゥナはウチワサボテンの果実のカクタスペアの別名。

大航海時代に世界へ伝播


16世紀にスペイン人などのヨーロッパ人がアメリカ大陸へ到達した際、サボテンが洋ナシに似ていたことから「プリックリー·ペア」と名付けられました。

その後、スペインやポルトガルの船乗りたちによって、航海中の壊血症予防の役割を担いながら世界各地へと持ち込まれたとされています。

壊血(かいけつ)病·症とは、体内のビタミンCが著しく不足することで引き起こされる病気のこと。

体内でビタミンCを合成出来ない人間が、新鮮な野菜や果物を極端に食べない生活を続けることが原因で、ビタミンCは、細胞や血管をつなぐ「コラーゲン」を作るために必須の栄養素です。

ビタミンCが不足すると毛細血管が弱まり、全身からの出血につながります。


大航海時代以降、温暖で乾燥した気候を持つ地中海沿岸のイタリアやスペインなど、中東、アフリカ北部などへ伝わって各地の風土に根付いていったとされています。


特にイタリア南部のシチリア島などでは特産品として定着し、現在では世界18カ国以上で商業生産が行われています。


シチリア島のカクタスペアはイタリア語で「フィーキ·ディ·インディア」と呼ばれる初秋の風物詩で、市場やスーパーで気軽に購入できる定番のデザートとして親しまれています。

8月から11月頃にかけて熟し、赤、黄、緑など色によって風味が異なる。

スイカやキウイに似たジューシーな甘酸っぱさが特徴とされています。


カクタスペアの効能

豊富なビタミンや食物繊維を含み、抗酸化(ポリフェノール)作用やデトックス、腸内環境の改善(便秘解消)、生活習慣病の予防に優れた健康効果が期待できる果実です。

赤や黄色の果肉に含まれる「ベタレイン」と言う色素は、活性酸素を除去し、血管を若々しく保つため、動脈硬化の予防や美肌効果に役立ちます。

優れた利尿作用があり、体内の余分な水分や老廃物を排出する効果があります。

中性脂肪やLDL-コレステロールを下げる研究報告もされています。

血糖値の上昇を緩やかにする作用があると言われています。



「カクタスペア100gあたりの成分表」

カクタスペアの食べ方

カクタスペアはスイカや梨に似たみずみずしい食感が特徴とされます。

そのまま食べる他、ジュースやジャムにも適しています。

炭酸割りやカクテル、ヨーグルト、スムージーのベースなど

化粧品(サボテンシードオイル)にも利用されています。

カクタスペアの表面には肉眼では見えにくい無数の細かいトゲ(芒刺=ぼうしや刺座=しざ)があります。


「刺の根元に白く見えるのが刺座」


刺座とは、サボテン科の植物だけが持つ特有の器官で、トゲの付け根にある綿毛やフェルト状のクッションのような部分のことで、全てのトゲはこの部分から生えてくる、英語で「アレオーレ」とも呼ばれます。

素手で触らないよう注意が必要です。



「カクタスペア·ウチワサボテンの果実」


トゲを処理する場合は、包丁の背やピーラーをつかって表面のトゲを削り落とすか、皮ごと薄くはぎ取ります。

実を立て、上から下へ皮を削ぐように剥ぐと安全に果肉を取り出せます。

メキシコなどの原産地では、ガスコンロの直火でサッとあぶり、細かいトゲを焼き取る方法も行われています。

果実の中には小さな種がありますがそのまま飲み込むか噛んで食べます。

どうしても種が気になる場合はジュースにするとよい。



関連プログ
ウチワサボテン No.634
果実から殖やすウチワサボテンの生長記録 No.651