緑のお医者の徒然植物記

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2019/02/02

クレマチスの植え付け2月~3月 No,119

クレマチス

別名=テッセン(鉄線)

春から初夏だけ開花する一季咲き品種と、四季咲き品種がある。

日なたを好みますが、暑さには弱いので真夏は直射日光を避けるようにする。

土の乾燥を嫌うので、鉢植えなどで土の表面が乾きかけたらたっぷりと水を与えます。

特に夏場は水切れにならないように注意します。




◉クレマチスは垣根や花壇に植えたり、鉢作りで育てますが、庭植えにして放置しておくのがいちばん手のかからないやり方です。

苗は市場に出回る物を購入しますが、早く育てたい方は、少し値段が高くても鉢植えで一年以上作り込んだ物を求めます。

排水のよい場所で、極度の粘土質、砂質地はさけます。

庭植えは、根元が半日陰になる場所に植えて、伸びたツルにはよく日が当たるように誘引します。

株の大きさにより、大きさや深さともに30~40㎝の植え穴を掘り、堆肥や元肥を入れてよく混ぜて植えます。

◉鉢植えの場合、一年苗木なら、5号鉢に一本植えます。

底にはゴロ土を入れ、培養土は小粒の赤玉土、その半分の腐葉土、化成肥料を施します。

ツルを途中で切り詰め、伸びたら再び切り込んで枝づるを増やします。日なたの風通しのよい場所に置き、水やりは多めに行います。

◉挿し木

挿し木するときは、若い枝を数節に切り、葉を取ってバーミキュライトに挿すとよいでしょう。
(5月から6月)