2024年異常繁殖のコガネムシ類
今年はコガネムシ類が異常繁殖している。
2日間で140匹ほど捕殺駆除しました。
「食害されたマキの葉」
「スミチオン液の中に入れ駆除」
コガネムシ類は小型から中型の甲虫で、夕暮れ後しばらくした頃から植物に飛来して、葉や花などを食害する厄介な害虫です。
葉脈を残して網の目状に食害するのが特徴、雑食性で各種の樹木の葉を食い荒らすことから、庭園の害虫としても極めて重要な害虫とされます。
成虫は7月頃から、土中浅くに十数個の卵を数日間にわって産みます。
孵化した幼虫は、土中の腐熟有機物や植物の根を食って育ちます。
成虫の多発期の5月頃から新葉を中心に食害を始めます。
昼間も葉の陰などで静止している個体が多いので、できるだけ捕殺します。
朝早くに樹を揺すったりして落ちてくる成虫を捕殺します。
近縁種にアオドウガネがありますが、同様の被害を示し、砂地に多く海岸に近い地帯での発生が多い。
ドウガネブイブイと、形態的によく似ているが、体色は緑色が強く一見して区別できる。
夜間活動性のコガネムシは、日没後しばらくしてから飛来し始め、夜間樹上で食害する。
一部を除いて早朝には飛来して姿を消す。
昼間活動性の種類は日中葉上にいて食害しています。