ゼラニウム
フウロソウ科 宿根草
別名=テンジクアオイ
花言葉=愛情
ある程度の暖かさがあれば、毎年一年中花が楽しめます。
酸性土壌の場合は、石灰で十分に中和してから堆肥、腐葉土を施して植え付けます。
強い霜が降りる寒冷地では、鉢植えにし、冬場は室内に取り込めるようにします。
強い霜が降りる寒冷地では、鉢植えにし、冬場は室内に取り込めるようにします。
鉢植えは赤玉土小粒5、腐葉土2、パーライト2、堆肥1の配合土に苦土石灰と元肥を加えて植え付けます。
鹿沼土はゼラニウムにはよくありません、混ぜないようにしましょう。
✻鹿沼土は肥料を捕まえてしまうことで、土のpHに敏感な植物には向きません。
✻鹿沼土は肥料を捕まえてしまうことで、土のpHに敏感な植物には向きません。
また、コガネムシの発生が気になる場合は、粒剤の薬剤を混ぜて植えると予防できるでしょう。
水やり、肥料
乾燥には強い為、土の表土が乾いてから水を与えます。
水を与え過ぎると根腐れを起こしやすく、茎(花茎)ばかりが伸びてしまいます。
肥料切れすると花芽がなかなか付かず、花が咲かなくなります。
こまめにバランスの良い液肥を、二週間に1回程度与えます。
夏場は高温多湿になりやすいので控えめにし、置場所を考えて育てましょう。
★窒素分の多いものを与えると、葉色が悪くなり、花が咲きにくくなります。
◉開花中はこまめに花柄を整理します。
◉開花中はこまめに花柄を整理します。
開ききった花を摘むと、また次の花が付きます。
発見次第、水で流すか、殺虫剤で駆除。
ヨトウムシは補殺するか殺虫剤。
被害が深刻なのが、コガネムシの幼虫です。
食害されていてもなかなか気づきません。
定期的に、株がぐらぐらと動かないか確かめる事が重要です。
根を食べつくしても茎まで食べはじめてしまいます。
この状態でもゼラニウムは復活します。
浅い鉢に、出来れば素焼きの鉢に植え付けてあげましょう。
挿し木をした後の管理と同じような状態で育てます。
◉(A)は4号の浅い素焼き鉢に植えた状態です。
水やりをうまく調整しながら管理しましょう。
◉育てる管理ポイント
長雨が苦手ですので、長雨が続く時には、雨が当たらない場所に移動してあげましょう。
◉育てる管理ポイント
長雨が苦手ですので、長雨が続く時には、雨が当たらない場所に移動してあげましょう。
長雨に放置すると、根腐れの原因にもなります。
生育が弱って花が咲きにくくなります。
草丈の約半分の場所で切り戻ししてください。
また、直射日光を避け半日陰の場所で管理すると良いです。
★冬は伸びすぎたところを切り戻し、株の姿を整えます。
★冬は伸びすぎたところを切り戻し、株の姿を整えます。
やや寒さに弱いので、3℃以上の気温が必要です。
庭植えにしている場合は、防寒をするか、鉢に植え替えて室内て管理してあげるのが理想です。
◆鉢植えは、鉢の中がすぐに根でいっぱいになり、水はけが悪くなってしまいます。
◆鉢植えは、鉢の中がすぐに根でいっぱいになり、水はけが悪くなってしまいます。
生育が悪くなるので、毎年、一回り大きな鉢に植え替えるか、株の大きさ、根の状態をみて小さい鉢がいいかを選択しましょう。
根が少ないのに、大きな鉢に植え替えてしまうと、なかなか土が乾かない状態が長く続くことで、成長しきれずに根腐れを起こし、やがて枯れてしまいます。