◉バラ科トキワサンザシ属「常磐山櫨(査)子」
ヨーロッパ東南部から西アジアに六種が分布する。
その名称は、火のトゲ(火のような赤い実と枝のトゲ)と言うギリシャ語に由来している。
日本では、タチバナモドキ、ヒマラヤトキワサンザシ、トキワサンザシなどが植栽されている。
日本では、タチバナモドキ、ヒマラヤトキワサンザシ、トキワサンザシなどが植栽されている。
変種や園芸種が多く、一般にトキワサンザシ属の植物を総称してピラカンサス(ピラカンサ)といいます。
日本には昭和初期に輸入され、第二次世界大戦以降、観賞用の庭木として全国に広まりました。
日本には昭和初期に輸入され、第二次世界大戦以降、観賞用の庭木として全国に広まりました。
小鳥たちにも人気があり、ピラカンサスのある庭には、多くの野鳥が集まります。
★樹勢が強く、強い剪定にも耐えることから、庭木、生垣、公園樹のほか、盆栽にも利用されます。
★樹勢が強く、強い剪定にも耐えることから、庭木、生垣、公園樹のほか、盆栽にも利用されます。
花期は五月から6月で果実は橙黄色に熟す。
◉ヒマラヤトキワサンザシ別名カザンデマリ
ヒマラヤ原産、花や果実が美しいので、庭や生け垣によく植えられる。
◉ヒマラヤトキワサンザシ別名カザンデマリ
ヒマラヤ原産、花や果実が美しいので、庭や生け垣によく植えられる。
トキワサンザシより葉の幅が狭い。
花期は五月から6月、果実は鮮紅色または橙紅色に熟す。
◉トキワサンザシ(常磐山櫨(査)子)
西アジア原産、葉は幅が広く長さ2~4㎝。
◉トキワサンザシ(常磐山櫨(査)子)
西アジア原産、葉は幅が広く長さ2~4㎝。
花期は五月から6月で果実は鮮紅色に熟す。
花つきをよくし、美しい果実を楽しむためには、日当たりのよいことが絶対条件になります。
根が粗いため移植はあまり好みません。
◆移植する場合は、地上部をほとんど切り詰めて大株の場合は、3ヶ月から6ヶ月前から根回しをして細根が十分出てから植え替えます。
植え替え、植え付けの敵期は8月~9月。
◆移植する場合は、地上部をほとんど切り詰めて大株の場合は、3ヶ月から6ヶ月前から根回しをして細根が十分出てから植え替えます。
植え替え、植え付けの敵期は8月~9月。
苗木や小さな株であれば、4月下旬からでも扱えます。
四方に枝がよく伸びて繁りやすいので密植は避けます。
◉樹勢が強すぎると枝葉ばかりが強くなり花つきが悪くなります。
庭植えの場合、土がやせていない限り肥料はほとんど必要ありません。
樹勢が弱い場合は、2月と10月頃に油粕などの有機肥料を一握りほど与えます。
風通しが悪くなると、ハマキムシ、カイガラムシ、アブラムシが発生する場合があります。
発生した時は、スミチオン乳剤やマラソン乳剤などを散布します。
剪定、整姿
花芽は前年生の短枝の基部につきます。
花芽は前年生の短枝の基部につきます。
長く伸びた枝には花芽がつかないので、徒長枝は発生次第切り取ります。地際から出るひこばえも切り取ります。
生け垣や仕立てものは、花芽形成前の3月~4月頃に刈り込みを行います。
殖やし方
熟した果実から種子を取り出し、11月以降の実熟期に取りまきするか、乾燥に注意して貯蔵し、翌春の3月下旬頃まで待ってからまきめす。
挿し木は、充実した本年枝を10~15㎝ほど切ってさし穂とし、下葉を落として水上げした後、赤玉土、鹿沼土などのさし床にします。
2年ほどで定植できます。
熟した果実から種子を取り出し、11月以降の実熟期に取りまきするか、乾燥に注意して貯蔵し、翌春の3月下旬頃まで待ってからまきめす。
挿し木は、充実した本年枝を10~15㎝ほど切ってさし穂とし、下葉を落として水上げした後、赤玉土、鹿沼土などのさし床にします。
2年ほどで定植できます。
敵期は6月中旬から9月中旬です。