マリーゴールド
秋に咲かせるための切り戻し
夏を乗り越えて秋にも花を咲かせるために、切り戻しは重要な作業です。
花が咲き終わった後や、株が伸び過ぎて形が乱れてきたら、全体の三分の一から半分程度の高さを目安に、葉の根元から切り戻します。
夏の間に花数が減ってきたり、株が間延びしてきたら思い切って切り戻すと、秋に再び花を咲かせることができます。
時期的には7月から8月にかけて、1度目の切り戻しを行います。
その後、9月にもう一度切り戻しを行うと秋にも花を咲かせる事ができます。
枯れた花や葉、混み合った枝も風通しを良くするために取り除きます。
清潔な剪定バサミを使用し、斜めにカットすると良いでしょう。
夏の暑さで弱った株を回復させる効果と、秋に再び花を咲かせるために切り戻しは必要です。
風通しを良くする事で、病害虫の発生を抑えることができます。
切り戻しすことで新しい花芽の形成を促します。
切り戻しを行った後は、肥料や水やりを控えめにすることで根腐れを防ぎます。
アフリカン種のマリーゴールドは、大型で大きな花をつけるので、支柱を立てて株が倒れないようにして支える事も大切です。
また、フレンチ種は小型で花が密集して咲くのが特徴です。
その他、葉が細かくて密生するメキシカン種やレモンやミントのような香りがする多年草のレモンマリーゴールド、ミントマリーゴールド等の宿根草タイプのマリーゴールドもあります。



