早春植樹管理
◎一年の最低気温を記録する2月は、一般の植物はまだ休眠期の状態といえます。
ただし、秋から冬にきちんと管理してきた庭は、改めて手を加える必要はありません。
◉すでに春に向けて地下では新芽を出すための準備が始まっていて、根の活動は盛んになっています。
◉春に向けて
個々の樹種によって、最適な時期は異なりますがこの季節はすべての植物にとって苗木の植え付けや移植に適しています。
毎年の気候により多少の前後がありますが、一般に2月下旬頃から次第に暖かくなり、土壌の水分も増え温度も上昇していくので、移植の条件が整う。
★2月から3月に他の花に先駆けて咲くロウバイやウメなどは、花が終わり次第、花後剪定を行います。
植え付け、植え替え
確認は必ず直角2方向から行うようにしましょう。
さらに水をあげた方がよい場合は、中に水が溜まるように水鉢をきっておくのもよいでしょう。
水鉢に溜まった水は、10分から20分ほどで引くので、再び足でしっかり押さえます。
寒肥を施す
寒肥を与えてない場合は、この時期に与えましょう。
そのため、落葉樹を中心に多くの樹種で剪定、整姿が行えます。
特に長年放置して大きくなりすぎた樹木を切り込んで作り直したり、移植するのに適した時期です。
特に長年放置して大きくなりすぎた樹木を切り込んで作り直したり、移植するのに適した時期です。
ただし、秋から冬にきちんと管理してきた庭は、改めて手を加える必要はありません。
◉すでに春に向けて地下では新芽を出すための準備が始まっていて、根の活動は盛んになっています。
◉春に向けて
個々の樹種によって、最適な時期は異なりますがこの季節はすべての植物にとって苗木の植え付けや移植に適しています。
毎年の気候により多少の前後がありますが、一般に2月下旬頃から次第に暖かくなり、土壌の水分も増え温度も上昇していくので、移植の条件が整う。
★2月から3月に他の花に先駆けて咲くロウバイやウメなどは、花が終わり次第、花後剪定を行います。
植え付け、植え替え
◉通常、植え付け、植え替えは根鉢のしっかりしたものを選びますが、この時期は、永年放置して根が荒れてしまって太くなりすぎたもの、掘り起こすと土が落ちてしまい根鉢が取れないような樹木でも、活着しやすい時期です。
植え付け、植え替えは「水ぎめ法」によって行います。
植え付け、植え替えは「水ぎめ法」によって行います。
植え穴を深めに掘り、底に掘り起こした柔らかい土を埋め戻して根鉢を置き、高さを調整します。
◆この時、完熟堆肥や腐葉土などの熟成した有機肥料を混ぜると、土壌改良にもなり効果的です。
◉木がまっすぐ立っているかを少し遠目から見て確認し、必要なら微調整します。
◆この時、完熟堆肥や腐葉土などの熟成した有機肥料を混ぜると、土壌改良にもなり効果的です。
◉木がまっすぐ立っているかを少し遠目から見て確認し、必要なら微調整します。
いわゆる樹木の「立て入れ」を決めるわけです。
確認は必ず直角2方向から行うようにしましょう。
立て入れが決まったら、根の周りを軽く踏みならすか、スコップで叩いて動かないように安定させます。
土が軟らかいので、強く踏むと足が入ってしまいます。
土が軟らかいので、強く踏むと足が入ってしまいます。
倒れない程度に軽く押さえるのがコツです。
★ツツジやサツキ類など根が細かい樹種は、踏み固めずに、軽く土をかぶせる程度にした方がよいでしょう。
★ツツジやサツキ類など根が細かい樹種は、踏み固めずに、軽く土をかぶせる程度にした方がよいでしょう。
さらに水をあげた方がよい場合は、中に水が溜まるように水鉢をきっておくのもよいでしょう。
水鉢に溜まった水は、10分から20分ほどで引くので、再び足でしっかり押さえます。
寒肥を施す
寒肥を与えてない場合は、この時期に与えましょう。
さほど大きくない樹種は環状施肥で、大きな木は根が太く四方に張っているので、環状に溝を掘るのは困難です。
すでに活動している根を傷つけないよう注意しながら、根の間を幹元付近から張り出した枝の下あたりまで、放射状に掘って施肥します。
★化成肥料は、多用すると土壌に悪影響を及ぼすのでなるべく避け、有機肥料を用いるようにします。
すでに活動している根を傷つけないよう注意しながら、根の間を幹元付近から張り出した枝の下あたりまで、放射状に掘って施肥します。
★化成肥料は、多用すると土壌に悪影響を及ぼすのでなるべく避け、有機肥料を用いるようにします。