植物ホルモン(オーキシン)
オーキシンが取り出された植物
(オート麦)
オーキシンは植物のもつ屈性という性質が発見のきっかけとなりました。
オーキシンは植物のもつ屈性という性質が発見のきっかけとなりました。
植物は刺激を受けた部分と実際に屈曲する部分が違うことが分かりました。
すると、受けた刺激を伝える物質が必要です。
この物質がオーキシンなのです。
オーキシンは主に成長を促進するホルモンで農業や園芸にもよく用いられます。
オーキシンは主に成長を促進するホルモンで農業や園芸にもよく用いられます。
①植物の伸長成長を促進します。
②植物の細胞壁を伸びやすくしている。
③植物の細胞壁はセルロースという繊維が束ねられた構造をしている。
このつながりは強固でなかなか離れません。
オーキシンにはこのつながりを弱め、繊維どうしを離れやすくする作用を持っている。
このため、細胞壁が伸び、細胞自体が大きくなり、植物は大きくなっていきます。
細胞を横方向に伸長させる。
植物を太らせる。
*オーキシンは高濃度では、エチレンを生成して成長を抑制する。
*オーキシンは高濃度では、エチレンを生成して成長を抑制する。
成長を促進する濃度は植物の種類によって違っています。
このことを利用してオーキシンは除草剤として用いられている。