腹接ぎ(元接ぎ)
この方法は、繁殖を目的とする場合と枯れ枝などを補充したい場合などに適用されます。
繁殖を目的に行う場合は、台木の根元に斜めに切り込みを入れますが、台木は上部を切り取る方法と、上部を残したまま接ぎ木する方法があります。
クロマツ
✻枝を作る場合などに使う腹接ぎ
枯れ枝などを補充する目的で行う場合は、幹や枝の途中に斜めに切り込みを入れて接ぎ木を行います。
(A図、腹接ぎ)
(B図)接木後は、穂木が乾燥しないように、ビニール袋などですっぽりと覆って管理します。
(B図)
ビニールを取り除く時期は接木後約1ヶ月を目安にしますが、急に取り除かずに、ビニールに開ける穴の数を徐々に増やすなどして、40〜50日後に全て取り除くようにします。
✻関る連ブログ
接ぎ木果樹の殖やし方①~②
No,122 No,123