アケビ アケビ科
別名アケビカズラ
日本の山野に自生するツル性落葉樹で、他の樹木に巻き付いてよじ登る性質があり、また寒さに強く丈夫なためアーチや垣根に仕立てやすい植物です。
秋に果実が完熟し、果皮が縦に割れることから実が開くので開け実が語源と考えられている。
果実を採るための適した地方は、夏涼しい山形県や長野県が向いている。
葉が3枚のミツバアケビは、主に北海道から九州地方まで広く栽培され、葉が5枚のアケビは東北地方を中心とした本州から九州地方、朝鮮半島まで栽培される。
寒天状の果肉には多くの種子が包まれていて、食べにくいが、甘く自然な風味が味わえる。
花は春に咲き色は淡紫色です。
秋に果実が完熟し、果皮が縦に割れることから実が開くので開け実が語源と考えられている。
果実を採るための適した地方は、夏涼しい山形県や長野県が向いている。
葉が3枚のミツバアケビは、主に北海道から九州地方まで広く栽培され、葉が5枚のアケビは東北地方を中心とした本州から九州地方、朝鮮半島まで栽培される。
寒天状の果肉には多くの種子が包まれていて、食べにくいが、甘く自然な風味が味わえる。
果皮は一夜、水でさらしてアク抜きしてから、軽く焼くか、油で炒めると食用にできます。
花は春に咲き色は淡紫色です。
小葉が3枚で紫紅花の花が咲くミツバアケビとアケビの雑種が5枚の小葉を持つゴヨウアケビです。
果実の色も品種によって異なり、黄色や薄紫色などがあります。
アケビに似たムベは、トキワアケビの別名がある。
果実は紫色に熟すが果実は開かない。
自家不結実性(自分の花粉では結実しにくい性質)があるので、別の株を2本(アケビとミツバアケビ)以上混植するか、別の花の花粉を人工受粉します。
前年に伸びた枝の腋芽が花芽となり、短い枝に果実がつく性質があります。
実がなるのは庭植えのもので3~4年
自家不結実性(自分の花粉では結実しにくい性質)があるので、別の株を2本(アケビとミツバアケビ)以上混植するか、別の花の花粉を人工受粉します。
前年に伸びた枝の腋芽が花芽となり、短い枝に果実がつく性質があります。
実がなるのは庭植えのもので3~4年
鉢植えのもので3年目くらいからです。
生育場所
庭植えは土層の深い日当たりの良い場所が適しています。
植え付けは11月から3月に行います。
直径50㎝、深さ50㎝程度の植え穴を掘り、腐葉土10~15㍑、油粕1㍑を混ぜ合わせながら埋め戻します。
✣「花芽、ツボミ」
その上に何も混ぜていない土を盛り、根を広げて植え付けし、先端を切りたっぷり水を与えます。
鉢植えの場合は、11月~12月、2月~3月に植え付けます。
支柱を添えて植え付けし、先端を切り暖かい場所に置きます。
水やりは鉢土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
★果実管理
果実はなるべく小さいうちに摘果を行います。
摘果をしないと1個の実が小さくなってしまいます。
1ヶ所に多くの実がついたら、形のよい大きな実を2個残して、あとは摘み取ります。
9月~10月頃、果皮が十分色づき柔らかくなってきたら、果実が避けてしまう前に収穫します。
◉肥料、施肥
もともと山野に自生している植物なので、腐葉土や堆肥などの有機物を中心に与えます。
開花結実するようになったら5月頃に化成肥料を30㌘施します。
木の周囲にばらまいて土にすき込むようにします。
収穫後、12月から1月頃の間に堆肥と鶏ふん、油粕、化成肥料を株回りに穴を掘り埋め込みます。
※害虫
6月~7月にアケビコノハの幼虫に葉を食べられてしまうことがあるので注意が必要です。
成虫は見つけ次第捕殺します。
◆剪定
剪定期間(12月~3月)
実つきを良くしたり、フェンスや垣根仕立てにするためには、2年目の1月から2月頃整枝剪定をします。
主として伸ばす枝以外の新梢はかき取り、ツルで木が覆われないようにします。
同時に弱い枝は間引きし、充実した短い枝を残します。
株元から出たひこばえも取り除きます。
フェンス仕立てでは、主枝にする枝は他の枝などに巻き付けないように、まっすぐ伸ばし、ヒモで固定(誘引)してあげます。
主枝の左右には側枝を出させて、これをバランスよく誘引していきます。
3月上旬から中旬に新梢を10節ぐらいの所で止めるようにします。
鉢植えの場合は、11月~12月頃、新しく伸びた枝や込み合うところは適度に間引きます。
3年から4年すると大きな芽がつき、これが花芽となるので、切らないように注意します。
あんどん仕立て、支柱仕立て、株仕立てなどにして、枝を短く切り戻します。
★増やし方
実生や挿し木で殖やします。