ナツツバキ
植物の葉が枯れる原因には、水不足、空気の乾燥、日焼け、根の障害、薬害、肥料過多、病害などがあります。
葉先が枯れる場合は根の障害が多く考えられます。
それは結果として水分不足となるためです。
土が乾燥したり、固まっていたり、根が切られているなど土壌条件が悪いと、根の酸欠や根傷みを起こし十分に水を吸うことができなくなるからです。
このような場合は、根が呼吸したり、水を吸い上げる活動ができるように、バールなどで土壌に穴をあけ、乾燥時には十分水やりをします。
その他に、似た症状として考えられるのは薬害です。
この場合は葉の縁が枯れて縮むようになります。
ナツツバキの生育地は山中の湿気の多い場所で、葉質は薄く強い日差しや乾燥にも弱く、また西日の当たる所もよくありません。
樹種の性質にあった管理が大切です。
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