ボタン(牡丹)キンポウゲ科
原産地/中国日当たりと排水のよい、腐食質に富む肥沃な砂土壌か砂質土で、強い風と西日を遮る場所がよい。
寒さには強いが、夏の暑さに少し弱い。乾燥を嫌い、大株の移植はよくない。
事前に植え付ける場所には、完熟堆肥や腐葉土、それに鶏ふんなどをよくすき込んでおき、肥料などが肥料などが直接根に触れないように、高植えするように注意する。
植え付け後、敷きわらをして乾燥防止対策をする。
植え付け後、敷きわらをして乾燥防止対策をする。
成長は遅いので、自然の樹形で育てます。
◉花色も豊富で、花弁の一重咲きや八重咲き、千重咲き、変わり咲き、そして開花の季節では、冬咲きと春咲きなど多種多彩である。
病害虫、予防と対策
日当たりや風通しが悪い場所で、春から夏にかけて多く発生する褐斑病の病葉は早く発見し摘み取ります。また、その病葉に水をかけてはいけません。
対策として、マンネブダイセン500倍液やベンレート水和剤1000倍液を、月に2回から3回定期的に散布します。
白絹病は、春から秋に発生します。
この病気は非常に厄介で、恐ろしい病気のひとつです。
まず、植え付ける前に、土にペンタゴンやタチガレンなどを混入して予防します。
この病気が一度発生すると治りにくいばかりか、周ネコブセンチュウりの株にも伝染するので、早めに被害の株を根のまわりの土ごと取り除き、そこにペンタゴン1㎡あたり20㌘から30㌘を土に混ぜ、病気拡大を防ぎます。
病気の発生した場所には、植えない方がよいでしょう。
◉成育中の場合でのタチガレンは、500倍から1000倍に薄めて土にまきます。
この病気が一度発生すると治りにくいばかりか、周ネコブセンチュウりの株にも伝染するので、早めに被害の株を根のまわりの土ごと取り除き、そこにペンタゴン1㎡あたり20㌘から30㌘を土に混ぜ、病気拡大を防ぎます。
病気の発生した場所には、植えない方がよいでしょう。
◉成育中の場合でのタチガレンは、500倍から1000倍に薄めて土にまきます。
◉ネコブセンチュウの発生原因は、買い求めた株がすでに病気にかかっている場合がほとんどです。
購入前に、優良株を選ぶことが大切ですが、枝葉を観ても分からないので厄介です。
これにかかって元気がない場合は、ネマヒュームで土壌を消毒します。
夏から秋にかけて多く発生するので、ネマヒュームを1㎡あたり20cc津地に流し込みます。
ガスを発生して、土中の病原菌やセンチュウ類を殺します。
◉イセリアカイガラムシは、冬期に機械油乳剤30倍液を散布して予防します。
◉イセリアカイガラムシは、冬期に機械油乳剤30倍液を散布して予防します。
有力な天敵として、ベダリア🐞テントウムシ、特にカンキツ栽培地帯では、これを放し飼いして高い効率をあげている。
いたずらに薬剤に頼るばかりでなく、積極的な天敵利用をはかるように留意する。
◉メセンチュウには、秋からディプテレックス乳剤1000倍液を散布して予防します。
◉メセンチュウには、秋からディプテレックス乳剤1000倍液を散布して予防します。
肥料(施肥)
よい花を咲かせるためには、よい株を育てる事が大切です。よい株を育てる為には、肥沃な土を作ることが基本になります。冬の間に、十分な栄養になる堆肥などの有機質を中心とした施肥を行います。
一年以上かけて完熟堆肥堆肥を作り、それにリン酸カリ分の多い化成肥料を加えて、根に直接肥料が触れないようにして、株回りに穴を掘り埋め込みます。
モミガラクン炭を加えてもよいでしょう。
◆追肥
花が終わった後に、一回少量の化成肥料(200㌘から300㌘)骨粉3に対して油粕7を合計500㌘以内を軽く掘って埋め込みます。9月には、化成肥料(200㌘から300㌘)と骨粉300㌘ほど与えます。
その他の手入れ法
ボタンは、夏の乾燥を嫌いますので、敷きわらなどをして乾燥防止をする。開花時には、強い風や雨にあてないように注意しましょう。
傘などを立てて、花が雨に濡れないようにするとよいでしょう。
花が咲き終わったら、種子をつけないようにして切り取ります。
ボタンは秋以外には、移植をしないようにしましょう。
鉢植えを他に移すのは構いません。