秋冬に咲く桜
12月に葉がある桜は、主にシキザクラやフユザクラ、ジュウガツザクラと言った秋冬に開花する品種です。
この品種桜は、落葉期と開花期が重なるため、紅葉した葉と花が同時に見られるのが特徴です。
四季桜
春と秋から冬(10〜12月頃)に、年2回開花する特性があり、特に愛知県豊田市の小原地区は四季桜の名所として知られている。
紅葉の時期に桜も楽しめることで人気がある。
冬桜
フユザクラは別名コバザクラとも言い、10月から咲き始め11月から12月に見頃を迎えます。
マメザクラとサトザクラのある種、またはヤマザクラとの雑種と言われています。
群馬県鬼石(おにし)町の桜山公園などが名所として知られています。
桜山公園に植えられているものは「三波川の冬桜」として、国の天然記念物に指定されています。
冬の花は10〜12月、春の花は4月に咲く。
花ははじめわずかに淡紅色を帯び、のちに白色に変化する。
十月桜
冬桜と同様に秋から冬にかけて開花する品種で、花びらはやや細めで八重咲きの品種もあります。
ソメイヨシノなどの桜は、春に花が咲いたあと、夏に葉が茂り、秋に紅葉、落葉してから休眠期に入ります。
吉野桜はヤマザクラ系ですが、ヤマザクラは寿命も長く巨木も多い。
我が家の吉野桜は植樹から今年で25年、12月になっても葉が枝先に残っているのは初めてのことです。
「12月初旬、枝先に残った葉」
「剪定後3年目」
葉が残る原因として、剪定したことで何らかの変化があった可能性があるのかも知れません。
主な桜の名所
北海道(五稜郭公園)、青森県(弘前公園)、宮城県(白石川堤一目千本桜)、福島県(三春の滝桜)、長野県(高遠城址(じょうし)公園)、茨城県(偕楽園、磯部桜川公園、静峰ふるさと公園)、つくば市(農林さくら通り、つくし潮の桜並木)、千葉県(吉高の大桜、黄門桜)
黄門桜は1698年(元禄11年)、今から335年前に徳川光圀、黄門さんが飯高寺へ訪れたことを記念して植えられた桜とされ、桜並木のうち唯一残って現存する由緒ある一本桜です。
東京都(千鳥ヶ淵、目黒川)、静岡県恵那市(河津川沿い)
岐阜県恵那市は桜の名所としては有名(新田の桜、川見四季桜の里、阿弥陀堂の桜、四季桜公園など)
その他、日本全国には桜の名所がたくさんあります。
春通し桜はまだかと気が早し老人
散り際に山笑う桜かな




