今年は戦後80年
6月23日は沖縄県が制定している慰霊の日である。
沖縄県で戦争の悲劇が再び起こることがないように
平和であるように
慰霊の日は沖縄県で定められた公休日です。
この日は平和を祈念する日で、県内の多くの学校や公的機関などは休みになります。
毎年、糸満市摩文仁の平和祈念公園で、沖縄全戦没者追悼式が開催されます。
学校では、平和学習として慰霊の日を中心に、ひめゆり平和祈念資料館や平和の礎などの史跡を訪れる活動が行われています。
慰霊の日は沖縄県にとって非常に重要な日とされ、県民が平和の尊さを改めて認識する平和を祈る日として広く認識されている日です。
沖縄は、1945年4月の米軍上陸によって直接の戦場と化し、県民は重大な犠牲をうけました。
軍当局は、沖縄県民を無残な「決戦」に引きずり込み、二十数万人(軍人含む)が生命を奪われました。
この中には、迫りくる米軍の戦闘のさなかに同胞の日本軍によってスパイ容疑、その他の勝手な口実で虐殺された県民も少なくなかった。
「治安維持法」による送検者は75,681人、逮捕者を含めれば数十万人にのぼる多くの人々が、暗黒政治の弾圧で苦しめられた事も忘れてはいけない。
この事は軍事的、警察的な弾圧政治であり、主に絶対主義天皇制と侵略戦争に反対した日本共産党とその党員の多くが弾圧に苦しめられ、獄中で生命を奪われた者も少なくない。
権力がいかに正当に使われなければならないかと言うことであるが、その権力組織を選び選択するのは国民である。
しかし、昔も今も国民はその主権を投げ捨てているように思えてならない。
