緑のお医者の徒然植物記

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2019/06/24

ゼラニウムの植え替え(6月~7月) No,148

ゼラニウムの植え替え


ゼラニウムは四季咲き性ですが、夏の暑さにはあまり強くありません。

この時期に開花している元気な株でも、根づまり状態になっているものは早めに植え替えないと、夏の暑さで乾燥しがちです。

鉢土内部の水分を吸収する力が弱まっているので、この後の開花に影響します。




鉢から株を引き抜き、根鉢を三分の一ほど崩します。

太い根は先端をきれいに切り直してから、新しい用土を入れた鉢に植え替えます。

◉土のブレンド例

①赤玉土小粒5、腐葉土3、日向土2

②赤玉土小粒5、無調整ピートモス、日向土2

★再使用した土を用いる場合や、無調整のピートモスを混合するときは、苦土石灰を加えてPH7.0程度に調整します。


◆ゼラニウムは、酸性土壌を嫌うので鹿沼土は向きません。


川砂などの軽くて水はけのよい混合土が適しています。


太い根を切り直しているので、茎や葉も三分の一ほど切り詰めておきます。

株を大きくしたい場合は一回り大きな鉢に、そのままの大きさを維持したい場合は、同じ大きさの鉢に植えます。