緑のお医者の徒然植物記

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緑のお医者の徒然植物記

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土曜日, 8月 31, 2019

複色(ふくしょく)という色 No.177

複色(ふくしょく)について

複色とは、ひとくちで赤、ピンクとは言えないひとつのお花の中に、複数の色が含まれている色を表現するときに使われている、花業界独特の色の名前です。

一つの花の中に2つ以上の色があることを複色と呼んでいます。

複色の花色を表現する言葉として
バイカラー(二色花) トリカラー(三色花)などがよく使われますが、複色の花は2つ以上の色彩がいろいろなパターンで組合わさった模様を作り花色が複雑になることも多く、この場合にはこれらの複色をうまく表現するのが、難しい場合もあって困ることもあります。


                               (アンネのバラ)

新しく出てくる花は、複色のものがとても多い傾向にあります。

単色の花も素敵ですが、微妙な色合いの複色カラーは合わせる花色によって、まったく見え方が違ったり、色合わせをするのが楽しくなる花色でもあります。


代表的な複色の花

アジサイ、アサガオ、アストロメリア、アザレア(ニコレット)

アマリリス、カーネーション、ペチュニア、チューリップ

ビオラ、フロックス、ナデシコ、ユリ、バラ等その他多数

咲き進むと花色が変化していくもの、これを「色変わり」と言いますが、これも複色の一つと言っていいでしょう。

その他、複色と言える代表的なもの

絞り(しぼり)

「絞り」は布を糸でしばるなどして、染まらない部分を作る染色の技法ですが、花びらに現れた不規則な模様に似ていることから「絞り」と呼んでいます。


                                          (ツバキ)

また、絞りを細かく分類すると
大絞り(おおしぼり) 絞りが大きく入る大小絞り(だいしょうしぼり)大小の絞りが花弁に入る小絞り(しょうしぼり)細かい点がはいる荒絞り(あらしぼり)おおざっぱな絞りが入る竪絞り(たてしぼり)花弁に明瞭な縦筋が入る伊達絞り(だてしぼり)一つの花に大絞り、竪絞りが入るこれは一部の分類であり、他にも多数あります。

覆輪(ふくりん、ピコティ、斑入りの一種)

花びらを縁取るように、縁だけに別の色が載る模様の花を「覆輪」と呼びます。

中には縁取りの幅が狭く、ほぼ「線」くらいの細さになっているものを「糸覆輪」と呼ぶこともあります。


                          (クリスマスローズ)

その他、白覆輪、紅覆輪等がある。

ブロッチ

花の中央に地色(グランドカラー)と異なった色の大きな斑点が入る模様を「ブロッチ」と呼びます。

パンジーの花の真ん中にある斑紋が代表的です。


         (ビオラ)






アガパンサス No.176

宿根草 アガパンサス

別名=ムラサキクンシラン ユリ科

ギリシャ語で「愛の花」という意味のアガパンサス。

花色 紫、白、複色

水はけの良い土に元肥を与えて植え付け、日なたでも半日陰でもよく育ちますが、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。




5月と9月の上旬には、株回りに固形肥料を与えてます。

開花時期は5月頃から9月上旬頃まで。


花が咲き終わったら花茎の根元から切りとり、寒い地方では冬に、室内に取り込んで管理します。

切り花にする場合は、切り口をきれいに洗い、水揚げをよくします。

春(3月)と秋(9月)に株分けして殖やすことができます。

植え付け時期

3月~5月 9月~10月






火曜日, 8月 20, 2019

アベリア「花園衝羽根空木」No.175

アベリア

夏から晩秋にかけて長期間、花が楽しめる。

刈り込みにも強く、和風にも洋風にもマッチする。

◆スイカズラ科アベリア属(ツクバネウツギ属)

アベリアの仲間は、主にメキシコや中国南部を原産地とするものが大半を占めますが、一般に「アベリア」と呼ばれているのは、中国原産のアベリア·シナンシス(シナツクバネウツギ)とアベリア·ユニフローラを交配して作った園芸品種「アベリア·グランディフローラ」です。

ハナゾノツクバネウツギと言うこと和名がありますが、和名で呼ばれることは稀です。

東京以西の暖地では常緑ですが、寒地では冬に落葉します。

◉生育管理

日当たりのよい場所を好みますが、土質は特に選びません。

日照が不足すると徒長枝が伸びて樹形が乱れやすくなるほか、花つきも若干悪くなります。









火曜日, 8月 06, 2019

真夏の花、サルスベリ咲くNo.174

サルスベリ(百日紅)

今年も元気に花を咲かせてくれた、樹齢40年のサルスベリ。


「移植して17年」




日曜日, 8月 04, 2019

よい土?悪い土?No.173

よい土は見た目もきれい

土を購入して、袋を開けたら?なにこの土?なんてことはありませんか?

よい土は粒がそろい、さらさら、ふかふかしていかにも気持ちが良さそうです。

一方悪い土は、カビが生えていたり、じめじめと湿った感じで
、見た目も悪いものが多いようです。

土を購入するときは、購入時にパッケージの上から、カビや藻、水滴の有無をよく確認することが大切です。


臭いをチェックしましょう

袋を開けたとき、見た目と同時に、臭いもチェックしましょう。

完熟堆肥を使用している土は、ほとんど臭いがありませんが、未熟な堆肥などを使用していると、アンモニア臭やカビのような臭いがします。

よい土はみじん(粉)が少ない

よい土とは、みじんが少なく粒状で、通気性、水はけのよい土のことです。

土の袋を持ったとき、重すぎるつちは大抵みじんが多く含まれていると思っていいでしょう。

みじんが多いと水やりのたびに、底部にみじんが集積して、水が抜けにくくなるので、根腐れを起こす原因にもなります。

みじんの多い土を購入してしまった場合は、篩(ふるい)にかけてみじんを取り除くか、腐葉土を混ぜて改良します。

よい土は粒ぞろい

よい土のもうひとつの条件として、土の粒の大きさが揃っていることも重要になります。

土の粒の大きさが揃っていると、土の中に均一な隙間ができて水はけがよくなり、新鮮な空気が隙間にとどまるので、根の生育がよくなります。

根の呼吸がよくなり、早く根が伸びて生育します。

粒の大きさは、赤玉土の小粒程度で揃っていると理想的てす。

また、粒の大きさがまちまちだと、均一なすき間ができず、大きなすき間にみじんや腐葉土の細かい粉が入り込んで、すき間を埋めてしまうので、かえって水はけや空気の通りが悪くなるので注意しましょう。

水はけ、水持ちの違い

鉢植えの場合、水やりの時によい土、悪い土の差がてきめんにでます。

よい土は水が均一にしみ込んで、鉢底穴からすぐに水が流れ出します。

ピートモスが多く、水分量があまりにも少ないと、乾き過ぎたピートモスが水をはじくため、水やりすると土が浮きます。

鉢底穴から水は流れ出ますが、土に水が浸透していないことが多い。

このままにしておくと、根が水分を吸収出来ずに根の先が傷み、やがて枯れてしまいます。

このようにピートモスが多く、乾燥した土は、植物を植える前に土に少し水を与え、水分を含ませてから使用します。

また、みじんが多く、水はけが非常に悪い土は、すぐに水はけのよい新しい土か、腐葉土などを3割程度混ぜて植え直します。

未熟な堆肥が入った土は要注意

市販の培養土は、改良用土として腐葉土のほかに、バーク堆肥などが配合されたものが多くあります。

堆肥は熟度にばらつきがあるので、品質が不安定になりがちです。

培養土の中の堆肥の配合割合が多いほど、ばらつきの幅が大きい。
未熟な堆肥が混入されていると、植え付けて数日で枯れてしまうこともあります。

少ない土で植物を育てる鉢栽培では、未熟な堆肥入りの培養土は特に注意が必要です。

堆肥が含まれているかは、品質表示で確認できるほか、土の中に樹皮が含まれていたら、バーク堆肥入りと判断できるでしょう。

堆肥入りの培養土を使う場合は、熟度の高い堆肥であることが重要になります。

熟度の高いものほど色が濃い茶色から黒色。

臭いがほとんどない。

木くずなどが含まれず、粒の大きさが揃っている。

みじんが少ない。
鉢底から流れ出る水がきれい。
じめじめとしていない。
カビがはえていない。

肥料入りの土

肥料入りの場合は、植え付け時の元肥は不要ですが、土によっては、植物の生育度合いにかなりの差が出ます。

これは、配合されている元肥の肥料効果期間の違いによるものです。

肥料入りの培養土でも、植え付けて2~3週間たったら追肥をします。

これは、2~3週間ほどすると、根が新しい土になじみ始め、縦に伸び出して生育を始めるためです。

土をはしでつつくのはダメ🆖?

草花や花木、果樹などを鉢植えする際に、鉢土をはしでつつくと、赤玉土などの粒をつぶしてしまい、みじんを増やしてしまいます。

水はけ、通気性を悪くするので、おすすめできる方法とは言えません。

ただし、シンビジウムの植え替えなどで、バークチップや軽石などのつぶれにくい植え込み材料をはしで突きながら植え付けるのは、植え込み材料と根の密着度を高めるため、水や養分の吸収に効果的です。

また、植物を鉢に植え付けた後に、指などで土の表面を強く押さえ過ぎると、水はけを悪くする原因になります。

鉢をトントンと軽く地面に叩いてならす程度で十分です。

尚、焼き物の鉢等は割れないように注意が必要です。








土曜日, 8月 03, 2019

薬剤を使わない害虫駆除 ⑤アブラムシ No.172

アブラムシは牛乳が苦手


アブラムシはスギ、イチョウ、ヒカゲカズラなどのごく一部の植物を除くほぼ全ての樹種に発生し、植物の汁液を吸います。

そのため、苗の生育が悪くなったり、葉が変型して色が悪くなるなどの影響が現れます。

アブラムシの種類はとても多く、野菜類や草花類に寄生するものだけで30種類以上あるといわれています。

季節によって規制する樹種を変えるものも多く、大発生するとなかなか厄介な相手です。




アブラムシを見つけたら、発生しているところに牛乳を噴霧器で散布します。

アブラムシの体についた牛乳が乾くと、体表に薄く牛乳の皮膜ができ、気門からの呼吸ができなくなって窒息死してしまいます。

植物に悪影響を及ぼす心配はありません。

ぜひ試してみたい駆除方法です。

他にはラベンダーなどのハーブ茶を散布したり、石鹸水を散布したり、木酢液を土や葉裏にかけても有効です。

また、アブラムシは光るものが苦手です。

丈の低い草花や野菜類のある花壇、畑では、光を反射するシルバーフィルムなどを地表に敷いても効果的です。






薬剤を使わない害虫駆除④ヨトウムシ No.171

ヨトウムシは夜行性


厳密にはヨトウガの幼虫をヨトウムシといいますが、園芸用語では夜間活動して葉を食害するハスモンヨトウやシロシタヨトウなども含めて「ヨトウムシ」と総称しています。

「夜盗虫」の名の通り、昼間は茂みや土中に丸くなって隠れて、夜間に活動し草花や野菜類の葉を食害します。

ひどい場合は葉脈を残してすべて食べてしまい、野菜だと食用にする部分がなくなってしまうこともあります。?

卵は葉裏にまとめて産み付けられ、ふ化直後は群棲(ぐんせい)し、大きくなるにしたがって分散します。

サナギは土中で越冬します。

◆ヨトウムシはコーヒーに弱い

ヨトウムシは光りが苦手なので、昼間はほとんど活動出来ません。

昼間の間に土を掘り起こしたり、入れ換えて処分することも可能ですが、植物にとっても負担のかかることになります。

ヨトウムシはコーヒーが苦手です。

レギュラーコーヒーを入れた後のカスをヨトウムシのいる土中に混ぜておくと、撃退することができます。

ふ化したばかりの葉裏に群棲している幼虫にコーヒー液を直接スプレーしても効果的です。

また、農家ではトウガラシを焼酎などにつけた浸出液をヨトウムシ退治に古くから利用しています。









薬剤を使わない害虫駆除③アリ No.170

アリは水攻めで退治する


アリは直接植物を食害することはありませんが、大量発生すると家の中にまで入ってくることもあり、あまり気持ちのいいものではありません。

共生関係にあるアブラムシを天敵から守るので、間接的には害虫と言えないこともありません。

樹木の株元に蔦など絡まっていたりすると、巣を作り、株元の樹皮の中まで巣を広げアリの幼虫が育ちます。

樹木も衰えて行くので、その点から考えると僕自身はアリも立派な害虫だと思います。


アリを完全に退治するためには、巣穴を見つけて薬剤を注入しなくてはなりませんが、室内の鉢などについたアリ、又は鉢の中に巣を作ったアリもいるので、その場合は水を張ったバケツの中に鉢を一晩つけておけば、アリは溺死するので退治することができます。


ただし、駆除した後は鉢をバケツの水から取り出しておくことが大切です。






金曜日, 8月 02, 2019

薬剤を使わない害虫駆除②ハダニ No.169

ハダニは水に弱い

ハダニは一ミリに満たない小さな虫なので、少量の発生だとすれば肉眼ではわからない場合があります。

虫眼鏡を使うとはの裏側や付け根ふきんで動き回っている様子を確認でます。

あるいは、葉にほこりのようなものがついていたら、紙の上に落とし、軽く息を吹きかけてみます。

わさわさと動いている様子がうかがえたら、ハダニがついている証拠です。


ハダニは高温乾燥を好み、梅雨明け後から真夏にかけて発生します。

湿気を嫌うので、庭木の場合は勢いの強い水を葉裏に散水することでかなり駆除できます。


小ぶりの鉢植え植物などの場合は、あまり水の勢いが強いと植物自体を傷めてしまうので、ジョウロなどを使い、葉の裏を洗い流すようにします。

また、噴霧器で霧水をかけるだけでも効果があります。

鉢植えは乾燥しやすいのでハダニには特に注意しましょう。

※サツキ、ツツジ類は特にハダニがつきやすいので注意。






薬剤を使わない害虫駆除①ナメクジ No.168

ナメクジは夜間に活動する


ナメクジは新芽や若い葉、花のつぼみを食害します。

最悪の場合は花が咲かなくなってしまうので早めに対処するようにしましょう。

ナメクジの姿は見えなくても葉や茎に這い回った後が白く光るので、他の害虫の食害と明確に区別することができます。

ナメクジが這った後の白い筋は、水で洗い落とすことができます。

日中は、落ち葉や土の中などに潜んでいて、夕方から夜間にかけて活動し始めます。

植物なら枯れ葉でもなんでも食べますが、特に好んで食べるのが新芽や花のつぼみ、花弁などです。


◉好物のビールで誘殺する

ナメクジはビールの臭いが大好きです。

夕方にナメクジが出没する場所にコップなどの容器にビールを入れて置きます。

夜の間にビールの臭いに誘われたナメクジが中に入り、そのまま溺死します。

ビールそのものに殺虫硬化はないので、ビールの中にナメトックスなどの誘殺剤を混ぜておくとより効果的ですが、庭でペットなどを飼っている場合は、誤飲がないように注意が必要です。


ナメクジの卵は10日前後でふ化し、2ヶ月ほどで成虫になるので、駆除は一定期間をおいて繰り返し行うと効果的です。


★確実な方法は捕殺

いちばん確実なのは夜などに庭で直接ナメクジを割り箸などで捕まえて、ビニール袋、容器などに入れ塩水をかけて処分。

日中、鉢底などに潜んでいるので見つけ次第捕殺します。

カタツムリもナメクジと同様の食害をするので、数が多い時や、被害がある時には捕殺します。

その他、ナメクジを殺虫するには、お酢、ハイター、マジックリンなどの洗剤なども効果的です。

ナメクジにお酢をかけると死にます。

薄めたお酢の中に入れると確実です。

薄めたお酢をスプレーで吹きかけると駆除できます。






キョウチクトウ(夾竹桃) No.167

キョウチクトウ

原産地はインドで、日本には中国を経由して江戸時代に渡来しました。当時から庭木として幅広く親しまれていました。

キョウチクトウの名は中国名に由来しており、葉が竹の葉のように細く、花は桃の花に似ていることによります。

高温乾燥に強く、大気汚染にも強いことから、都市の緑化樹としてもよく利用されます。

また、原爆で被災した広島市では、復興につれて盛夏の花として市内各所に植えられるようになり、原爆犠牲者への慰霊の意も込めて昭和48年に市の花に選定されました。

基本種はピンクの一重咲きですが、白花、淡黄色、八重咲きのものなど園芸種も豊富です。

樹高は5メートルほどに達しますが、小庭に向く樹高1.5メートルほどの矮性(わいせい)タイプもある。




花期は6月中旬~9月までが一般的ですが、本来は四季咲き性です。日当たりのよい暖地では通年咲き続ける事ができます。


◉キョウチクトウの花、葉や樹皮、根に含まれる白い液にはオレアンドリン、ネリインと言う強心性の有毒物質が含まれています。

漢方では、葉、樹皮を乾燥させ「夾竹桃葉」と言う生薬にします。強心薬、利尿薬、打撲の湿布薬などに用いますが、素人には取り扱いが難しいので注意が必要です。


キョウチクトウの生育管理

できるだけ日当たりのよい、やや乾燥した場所を好みます。

冬期も葉の蒸散が多いので、冬の冷たい乾いた風に当てないように注意が必要です。

暖地性ですが、成木になるとある程度の耐寒性がつくので、東北南部ぐらいまでは庭植えが可能です。

ただし、苗木や若木は寒さに弱く、関東南部より北の地方では防寒対策が必要です。

根が粗く細根が少ないので、大株は移植に強くありません。

植え付けは小さな苗木のうちに行うようにしましょう。

土壌から養分を吸収する吸肥力がとても強いので、肥料は特に必要ありません。

やせ地の場合は、3月頃に株の周りに完熟堆肥をすき込み、夏に鶏ふんなどの有機肥料を一株につき2握りほど与えるようにするとよいでしょう。

★黄橙色のキョウチクトウだけに発生するアブラムシがいます。

スミチオン乳剤、マラソン乳剤の1000倍液などで駆除します。

◉せん定

株立ちが自然樹形です。

若木のうちは特に整姿しないで、ある程度の大きさになるまで自然に育てます。

せん定では、枝を中途半端なところから切らない。

枝の途中で切ると、そこから小枝が密生し、かえって樹形を乱すだけでなく、花つきも悪くなります。

枝は必ず根元から切る「枝すかし」が基本です。

秋に徒長枝やこみ枝を軽くすかし、思いきったせん定は春に行います。

古枝は株元から切り除き、ひこばえは株を大きくしたい場合を除き、早めに切り取ります。

生け垣の場合は6月頃に徒長枝が目立ってくるので刈り込みます。

※切り口には有毒成分が含まれているので、素手で樹液に触れないように注意します。