日光が当たらない場所の植樹
植樹の場所としては狭く、家の軒下やその陰になったり、日が当たらない場所でも植木を楽しむことができます。
家の北側など日が当たらない場所では、庭木を植える事は不可能に思えますが、日陰の原因である軒よりも高い木を植えると、葉に日光が当たるので生長することができます。
この場合、部屋の窓からは主に幹を眺めることになるので、木肌が美しいシャラやヒメシャラなどの高木が適しています。あ
ただし、小さな苗木から育てることは困難なので、1㍍前後の高さの樹木を利用する必要があります。
✿シャラは一般的に「シャラノキ」と呼ばれることが多いナツツバキのことで、夏にツバキのような花を咲かせるのでこの名がある。
山地に生え、高さが15㍍程になる落葉高木で、樹皮は古くなるとまだらに剥げ落ちる特徴があります。
他には、樹木を鉢植えにして時々移動して日に当てることもできます。
また、狭い場所では樹木だけではなく、庭石やその他のアクセサリーを置いて、景色に変化をつけるという方法もあります。
鉢植えの樹木を北向きの部屋の中で育てる場合、洋風の観葉植物や陰樹を置くことが多くありますが、時々外気に触れる機会を与えるようにすることが大切です。
日は当たらなくても窓際に配置することが重要です。