断腸草
別名=鉤吻(こうとう)、冶葛(やかつ)
神農は紀元前2740年頃に活躍した皇帝で、人々に医療や農耕の術を教えたとされる人物です。
神農は毎日無数の草を食べていたが、「断腸草」と言う薬草を試すため食した時、解毒剤が間に合わず亡くなったとされています。
あらゆる毒素を解毒する葉を見つけていた神農であったが、常にその葉があるわけではありませんでした。
神農は120歳まで生きたと言われいます。
神農が食べた断腸草は外用薬として主に、湿疹や水虫、痔の治療に使われることもあります。
断腸草は山砒霜(やまひそう)、山の砒素(ひそ)とも呼ばれるほど、毒性が強いと植物で世界最強の毒草(劇毒植物)とされています。
その致死量は0.05mg
「ゲルセミウム·エレガンス」
断腸草の正式名は「ゲルセミウム·エレガンス」でゲルセミウム科又はマチン科のツル性常緑低木です。
金銀花と外見がよく似ているため、間違って食する事故が原産地中国でも数多く発生し、死亡事故が起きている。
金銀花とはスイカズラのことで、涼茶(リャンチャ)として用いられている。
涼茶は冷たい漢方茶のこと