河津桜
花見に多くの人々が訪れる桜の名所である静岡可賀茂郡河津町に、河津桜の原木がある。
1955年(昭和30年)頃、町民が河津川の河原で芽吹いていた桜の苗木を偶然発見し、自宅に持ち帰り、庭に植えたものが原木となり、その後植樹から10年で開花が始まりました。
この原木となる苗木を植えたのは飯田勝美氏(故人)です。
人々を驚かせたのは開花時期の早さと、開花期間の長いことでした。
原木は幹周り約115cmとされ、樹齢約71年
1月下旬から咲き始めた河津桜は約1ヶ月に渡り咲き続けます。
河津桜は、オオシマザクラ系とカンヒザクラの自然交配種であると推定されています。
オオシマザクラ系には、ウスゲオオシマ、アリアケ、ウスズミ、ソトオリヒメなどがあり、伊豆諸島以外のものはかつて薪炭用に栽培されていたものが野生化したものという説があります。
カンヒザクラの桜は、中国からヒマラヤにかけて4種が分布しています。
日本には野生種はないが、東京以南の暖地でカンヒザクラが栽培されています。
この仲間の桜は、花の色が普通濃い紅紫色、萼筒(がくとう)が大きいなどの特徴があります。
沖縄の石垣島や久米島の一部に生えているものは、自生という説と自生ではなく台湾または中国から導入されたものが、野生化したという説があります。
沖縄では各地に植えられており、1月下旬には満開になります。
野生化しているものも多く存在しています。
河津桜は、オオシマザクラやカンヒザクラの特徴や性質を持った桜と言えるでしょう。

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