さつまいもの花
日本でさつまいもの花が咲くのは沖縄県
沖縄県を除いて通常の条件下では開花しません。
さつまいもの花は熱帯、亜熱帯でよく開花結実する。
さつまいもの花は「短日性」で日照が短くならないと咲かない。
アサガオと同じヒルガオ科で花もよく似ている。
「さつまいもの花」
◉短日性とは、1日の日照時間がある程度短くならないと反応を起こさないことで、さつまいもは日が出ている時間が短くならないと花を咲かせない。
夏の日照時間が長い日本では、なかなか花を咲かせないため見る機会も少ない。
中には花をつけやすい品種もある。
気温が高いまま、日照時間が短くなれば花が咲きやすくなる。
日本で栽培されているさつまいもでは、収穫の早い品種のシルクスィートや紅はるかなどが、花をつけやすいという可能性はあります。
花を咲かせる場合では、実がならない場合が多いとされる。
さつまいもは根が肥大して実になるが、土の中で実ができず子孫を残せなくなると、花を咲かせる場合があるとされる。
花が咲いても実が生っていれば問題はありません。
また、干ばつ気味やネズミに食害されたり、病気に侵された場合などの条件下で、花が咲きやすくなるようです。
✪短日植物類
アサガオ、キク、オナモミ、コスモス、イネなど
夜の時間が長くなる頃に、花をつける植物を短日植物という。