緑のお医者の徒然植物記

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ラベル #さつまいもの花、#短日植物、#短日性、#ヒルガオ科、 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2022/08/28

さつまいもの花 No,597

 さつまいもの花

日本でさつまいもの花が咲くのは沖縄県

沖縄県を除いて通常の条件下では開花しません。

さつまいもの花は熱帯、亜熱帯でよく開花結実する。

さつまいもの花は「短日性」で日照が短くならないと咲かない。

アサガオと同じヒルガオ科で花もよく似ている。


       「さつまいもの花」


◉短日性とは、1日の日照時間がある程度短くならないと反応を起こさないことで、さつまいもは日が出ている時間が短くならないと花を咲かせない。

夏の日照時間が長い日本では、なかなか花を咲かせないため見る機会も少ない。

中には花をつけやすい品種もある。


気温が高いまま、日照時間が短くなれば花が咲きやすくなる。

日本で栽培されているさつまいもでは、収穫の早い品種のシルクスィートや紅はるかなどが、花をつけやすいという可能性はあります。

花を咲かせる場合では、実がならない場合が多いとされる。

さつまいもは根が肥大して実になるが、土の中で実ができず子孫を残せなくなると、花を咲かせる場合があるとされる。


花が咲いても実が生っていれば問題はありません。

また、干ばつ気味やネズミに食害されたり、病気に侵された場合などの条件下で、花が咲きやすくなるようです。


✪短日植物類
アサガオ、キク、オナモミ、コスモス、イネなど

夜の時間が長くなる頃に、花をつける植物を短日植物という。