アサイー ヤシ科
アサイーはブラジルのアマゾンが原産のヤシ科植物
アサイーベリーなどと表記されることもあるが、植物学的にはブルーベリーや、その他のベリーとは近縁ではありません。
アマゾン地帯の河岸や河岸の平野部、水べりに生育している。
アサイーはアマゾンの先住民の間で、15世紀の大航海時代以前から食べられていて、「アマゾンの宝石」とも呼ばれています。
和名はニボンモドキ、ワカバキャベツヤシ
大きく生長すると25㍍もの高さになり、2㍍ほどの大きな葉を生やし、ほうき状の房にブルーベリーよりひと回り大きい黒紫色の実をつけます。
ポリフェノールが豊富に含まれ、更に鉄分も豊富であるため、貧血予防にも効果的とされます。
ビタミンEや食物繊維、カルシウム、マグネシウムなど栄養素も含まれています。
栄養価が高いブラジルのスーパーフルーツ
特に抗酸化作用が高く、アンチエイジングや花粉症予防、メタボ予防に効果が期待できるとされています。
植え付け
アサイーは寒さに弱いので、3月頃から10月までに植え付けます。
植え付けてから4年ほどで安定的に実をつけますが、果実の約95%が硬い種で食べられる果肉はわずか5%程しかありません。
収穫時期は8月末頃から12月
甘味、酸味もあまり強くなく、ポリフェノール特有のわずかな渋みと風味がする。
アサイボールとして楽しむのが一般的です。
アサイボールとは、アサイーと言う果実と豆乳で作ったスムージーに、グラノーラやフルーツなどをトッピングするブラジルのスイーツです。
ブラジル(リオデジャネイロ)発祥のアサイボールは、ハワイのカフェやレストランで提供されるようになった、特にセレブたちがこぞって食べ始めたことで人気となった事をきっかけに、世界的に注目されたと言われています。
更にその知名度を上げ、日本でもハワイアンレストランを中心に広まりました。