栗の実が杓子状(しゃくしじょう)で皮が異常に厚く、正常な実にならない。
✪杓子状とは栗に実が入らない状態で杓子栗と言う。
原因は正常に受精しなかったためと考えられます。
クリは自分の花粉では実入りが悪くなります。
異品種の花粉を貰わないと正常に結実しません。
クリの産地では必ず3〜4品種以上を混植しています。
クリは植えてから2〜3年で開花し、受粉の役に立ちます。
花粉は風によって150㍍まで飛ぶことが知られていますが、その花粉量はわずかです。
花粉の有効とする飛散距離は10㍍とされているので、混色する際にはこのことを参考にし植え付けると良いでしょう。
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