造園樹木
造園樹木とは、主として造園に使用される樹木のことを言いますが、広い意味では竹や笹類、ヤシ類、リュウゼツランなど樹木以外の植物も含まれています。
造園樹木として利用される植物は「樹姿=じゅけい」や花などに観賞的価値があり、育てやすくて丈夫なものが選ばれています。
✼樹姿とは、盆栽用語では(きすがた)といい、その意味は盆栽の姿形、たたずまいの事です。
このような造園樹木の多くは、その土地に自生しているものの中から選定されますが、外国産の植物を輸入して利用しているものも少なくありません。
選定の目安として
①見た目に美しいこと
②育てやすく移植しても活着しやすいこと
③樹勢が強いこと
④入手が容易なこと
⑤大きくしたい場合に、せん定等によって望ましい大きさに止めておけるものであること
このような条件として有してる造園樹木が望ましいと言えます。