カルミア
花数減少、元気がない要因
ツツジ科 別名アメリカシヤクナゲ、マウンテンローレル
◆盃のような、独特の形をした花を咲かせる、北アメリカ原産。
こんぺいとうのような形のつぼみも、とても愛らしいもので、開花前でも十分観賞価値があります。
◉カルミアの花数が減った原因として考えられること。
カルミアで失敗する原因で最も多いのは、花後せん定を怠って、結実させてしまったり、花を多く咲かせ過ぎてしまうことです。
カルミアは、実がなりやすく、結実させると新梢が伸びにくくなります。
翌年の開花が悪くなるだけでなく、樹勢が弱って枯死の原因にもなります。
◆すべての花が咲き終わる前に花柄を摘み取り、油カスなどの有機肥料を株元にまいておきます。
10月頃には本年枝の先端に房状のつぼみをつけますので、すべての枝のつぼみを半分程度つけ根から切り落とし、翌年の開花が多すぎないように調整します。
★その他として
排水不良、乾燥による根の傷み、土壌の不適合なども原因として考えられます。
※排水路をきちんと確保する。
※根元に落ち葉やワラなどを敷いて乾燥を防ぐ。
◉カルミアは弱酸性土壌を好むので、アルカリ化していると樹勢が衰えます。
この場合、肥料を弱酸性に調整してやる必要があります。
夏場は生長が止まっているので、肥料は与えないようにします。
極端な暑さ寒さには弱いので、真夏と冬の管理には注意が必要です。
新芽が出にくくなるので、せん定や切り戻しはしません。
自然の樹形で育てることが基本です。
植え付け時期は2月~3月、元肥を与えて植え付けた後は、開花前の4月~5月と花後に固形肥料を追肥します。
夏場は生長が止まっているので、肥料は与えないようにします。
極端な暑さ寒さには弱いので、真夏と冬の管理には注意が必要です。
新芽が出にくくなるので、せん定や切り戻しはしません。
自然の樹形で育てることが基本です。
植え付け時期は2月~3月、元肥を与えて植え付けた後は、開花前の4月~5月と花後に固形肥料を追肥します。