緑のお医者の徒然植物記

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2019/06/19

湿度、温度の上昇とともに病害虫発生 No.145

湿度、温度上昇による

被害虫発生


6月になるとだんだん気温も上昇してくる。

湿度や温度の上昇に伴い、病害虫の活動も活発化する。

毎日のように観察が欠かせない季節である。

葉やつぼみなど食害、天候が不安定な時期でもあるので、病気にもなりやすい。

7月~8月にかけて産卵期を迎えるカイガラムシ類は多数発生、固いロウ質殻物で覆われているので、薬剤を散布しても効果がでないことがあります。

見つけ次第、捕殺することが最も有効手段です。

竹のヘラやブラシ(使い捨ての歯ブラシなど)などで剥ぎ取ると、潰れて死んだり、木から落ちて二度と這い上がれないので、こまめに観察しながら、駆除することが大事です。

樹勢を衰えさせ、被害が大きい場合枯死してしまう原因にもなりますので、発見次第丁寧に駆除しましょう。