緑のお医者の徒然植物記

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月曜日, 6月 17, 2019

柿の摘蕾 No.138

柿の摘蕾


柿のつぼみを放置しておくと、果実が大きくなりません。

枝が伸びてつぼみが大豆粒程度の大きさになったら、開花する前に間引く必要があります。

品種にもよりますが、一般に枝の中央付近の充実した大きなつぼみを残し、その他のつぼみは指先で押すようにして摘み取ります。

生育の悪い枝のつぼみはすべてとり、その他の枝はつぼみの数に応じて摘み取ります。

樹木全体でつぼみの数を三分の一程度まで減らすようにします。

◉柿の摘果

ヘタが大きく傷のない幼果がよい果実になります。




ヘタが小さいもの、果実の形が悪いもの、傷のあるもの、病気や害虫の被害があるものなどを摘果します。

この時期(6月~7月)は生理落果といって自然に果実が落ちる物があるので、極端に摘果し過ぎないように注意します。

残す果実の数の目安は、短めの枝で一枝に2~3果、長めの枝では3~4果です。

※参考ブログ
カキにまつわるエトセトラ 
No.54






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