アジサイの花が変化する原因
アジサイの花に、小さな淡褐色の斑点が現れたと思ったら、そのうち斑点のできた花びら全体が褐色に変色して枯れてしまった。
その後、枯れた花びらの上に粉のようなカビが発生した。
この病気は花に発生する「灰色かび病」です。
粉状のカビは病原菌の分生胞子が、雨や風で周りに飛び散って伝染します。
このカビはウドン粉病などと違って、枯れた植物にも寄生できて、そこからも病気が拡がります。
アジサイは灰色かび病に強い品種と弱い品種があります。
弱い品種にこの病気が発生すると、花の寿命は短くなってしまいます。
防除
花の咲く直前にロニラン水和剤1500倍液、またはロブラール水和剤1000倍液のどちらかを、月に2回〜3回散布すると予防できます。
病気にかかった花や葉を見つけたら摘み取って、焼却処分します。
多湿を好むので水やり過ぎに注意し、せん定して風通しを良くします。
チッソ肥料を与えすぎると株が軟弱に育ち、病気にかかりやすくなるので注意が必要です。
0 件のコメント:
コメントを投稿