言語は、音声や文字によって人の意志、思想や感情などの情報を表現したり、伝達する。
または、受け入れや理解するための約束や規則、またその記号の体系とされる。
意思を通わせるために、人間が発声や動作、文字などを使って行う手段や方法ですが、脳科学的には大脳の中の「言語野」の活動によって引き起こされる行動で、この感覚を言語化するのは難しいので、自分自身で体験することが一番良いことです。
★言語野(げんごや)
大脳皮質の言語中枢のある領域(言語領)
言語野とは、運動性言語中枢で主に話すことを担う。
前頭葉に聴覚性言語中枢もしくは、感覚性言語中枢、主に言葉を理解することを担う中枢が側頭葉にある。
世界中には何ヵ国もの言語を話す方々がいますが、すべての言語を話すことは難しいことです。
世界共通の言語の必要性はあるが、その国々の教育環境や国の発展のあり方によって、世界共通とされるような言語教育がなされているかと言えば、そうではないはずです。
世界で最も使用されている言語は①英語で15億人、②中国語で11億人、③ヒンドゥー語で6億5000万人、④スペイン語で4億2000万人、⑤フランス語で3億7000万人とされている。
地球には約200ヶ国ほどがあるといわれ、国の数だけ言語があると思われますが、実はその言語数は7097言語あると言われています。
その内の約2000言語は1000人以下の者しか話せなかったりします。
現代、主要言語に移行することによって少数派の言葉が失われつつあります。
多くの学者は、3000を超える言語が次世代にはなくなってしまうと予測されていますが、これは古くから根付いた言語の歴史も、消えてしまうことを意味しているように思えます。
近代化が進んでいる現代社会では、主要言語とされる英語、中国語、スペイン語などに移行し、世界でよく利用されている言語比率を大幅に占めています。
更に、グローバル化が進む現代では、数多くの人々が当たり前のように海外旅行に行き、またネット上などでも各国の人々との交流が簡単化されています。
この流れを変えることは、もはや出来ないでしょう。
その内、母国語を話せない人々が現れる時代も来るかも知れません。
人口数の多い国々の母国語だけが、残って行くと言うことも起きうることだろう。
すでに言語の逆転が起きている国々もあり、母国語よりも主要言語が使われている。
世界で最も使用されている言語は英語です。
何ヵ国語も習得して話せる方々は基本、英語を話せることは普通と言うイメージですが、英語が話せれば世界中にいる約20%の人達と繋がれると言われています。
話せて無駄なものはありません。
やはり共通語はある程度必要であり、またその教育も重要と言えます。
置き去りにされた時代の教育での主要言語教育は、現代教育とは似ても似つかないものであった為、高学歴を望めない者は自力での習得しかなかったと言える。
しかし、母国語を話せない人々の未来が来るとすれば、それは哀しいことである。