植物の大気吸収のメカニズム
植物が私たちに貴重な酸素を提供してくれていることは周知の通りですが、植物は同時に様々な汚染物質を吸収しています。
有害物質を吸収し、大気を浄化する能力の高い樹種を庭などに植えることで、私たちの住環境を少しでも改善していきたいものです。
桜には大気浄化能力があると言う話を、嫁さんにしたら、じゃぁ~我が家は空気がきれいだね( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆って!オリヅルランもたくさんあるし😃
そうそう、オリヅルランは観葉植物の中では、空気浄化作用がNO1なんだよね。
そうそう、オリヅルランは観葉植物の中では、空気浄化作用がNO1なんだよね。
オリヅルランについては別枠で投稿しています。
植物の大気吸収のメカニズム
植物は葉の裏にある無数の気孔から大気中の二酸化炭素を吸収し、光合成(炭酸同化作用)により、生命を維持するために必要な有機化合物を合成します。
その際、私たちが生きていくために欠かせない酸素が発生し、大気中に放出されるわけです。
そして、植物は二酸化炭素を吸収するときに、大気中の汚染物質も一緒に気孔から取り込んでいるのです。
一般に大気中の汚染物質には、一酸化炭素、亜硫酸ガス、二酸化窒素などの窒素酸化物、炭化水素などのガスや浮遊粉塵があります。
光合成に必要な二酸化炭素や大気汚染物質な吸収能力は、植物の種類によって異なります。
植物には吸収した汚染物質を解毒する自浄作用の能力があります。
取り込んだ汚染物質を解毒できないと、植物の体内に汚染物質が蓄積されていきます。
許容量を越えると障害を引き起こ
し、やがては枯死してしまいます。
この汚染物質に対する自浄作用能力も植物によって異なります。
く、葉の量が多い植物ほど、大気浄化能力は高いと言えます。
そのため、春から秋にかけては、光合成をより活発に行う落葉樹の方が、常緑樹よりも汚染物質の吸収能力は高いと言うことになります。
特に大気汚染の吸収能力(浄化能力)
が高い樹種は、エノキ、センン、
キリ、ケヤキ、ムクゲなどです。
次いで、サクラ、ユリノキ、カキ、クヌギなども高い吸収能力を持っています。
◉落葉樹は冬期に落葉してしまうため、一年間を通して見た場合は、常緑樹の方が落葉樹よりも葉量が多いといえます。
集中的に大気浄化の能力を発揮するのは落葉樹、通年で安定した効果を発揮するのは常緑樹と言うことがいえます。
常緑樹の中でも、マルバユーカリ、ヤマモモなどが比較的高い浄化能力を持っています。
★大気汚染に対する抵抗力が強い植物は、汚染物質をあまり吸収しないことが要因と考えられています。
一般に、落葉樹より常緑樹の方が大気汚染に対する抵抗力は強い傾向にあります。
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