緑のお医者の徒然植物記

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2023/01/17

スナゴケ(エゾスナゴケ) No,630

 スナゴケ(エゾスナゴケ)ギボウシゴケ科

全国の山地に普通に分布し、河原や林内の日当たりのよい砂地や岩の上に黄緑色の群落をつくる。


日当たり乾燥に強い


茎は直立し、高さ2~3㎝で、短い枝がわずかにでる。

体は小型だが葉は乾いても湿っても茎から90度程度開いてつくので、全体は太くずんぐりして見える。


星の砂のような姿をした小さな葉が特徴


         「スナゴケ」


葉の先のほうが半透明になり、乾くと白っぽく見える。

乾燥にとても強く扱いやすいことから、苔庭や盆景に利用され、その他苔玉や屋上緑化、テラリウムなどの材料としても利用される。


園芸でスナゴケとして扱われる多くがエゾスナゴケとされ、生産されている苔としてはスギゴケに次いで生産量が多い。