風致(ふうち)
風致とは、自然の景観などの趣き、味わいのことで、主に自然公園に指定された景観を指します。
風致地区
自然の美しさを保つ目的で都市計画上、特に指定された地域のこと。
風致木(ふうちぼく)
名所や旧跡の自然の景観や雰囲気を保存、保全するために植えられたり、敷地内の景観を維持、向上させる目的で植えられたりしている立木を指します。
単に、果実などを収穫する目的の木や、防風、防雪を目的とする樹とは区別され、景観の美しさや雰囲気を保つことを主な役割としています。
風致木と他の木との違い
効用樹(こうようじゅ)は、防風林や防雪林のように、特定の役割を果たす目的で植えられた木。
収穫樹は、果実や木材などの収穫を目的として植えられた木で、茶の葉、枝葉や樹皮を利用する樹木もこれに当たります。
散在樹(さんざいじゅ)は、田畑のあぜ道や原野などに個別に生えている木で、特に茶の木、桑の木、楮(こうぞ)など枝葉や樹皮の利用を目的とする特用樹において、園栽培と散在樹を区別する際に用いられる分類です。
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