緑のお医者の徒然植物記

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ラベル #ドラゴンフルーツ、#ピタヤ、#サボテン科、#メキシコ、#中南米、#エルサルバドル、#ベタシアニン、#ミラクルフルーツ、#火龍果、#ホーロンコウ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2022/08/16

ドラゴンフルーツ No,589

 ドラゴンフルーツ サボテン科

別名=ピタヤ、ピタハヤ、ピターヤ

メキシコ南部または、中南米エルサルバドル周辺の熱帯雨林原産

栽培地の中央アメリカ、南アメリカ北部では数属のサボテン類を総称して「ピタヤ」という。

これは、サボテン科ヒモサボテン属のサンカクサボテン等の果実を指します。

その中の果実で龍のウロコのような果皮をしているものを、ドラゴンフルーツと称します。


日本では2000年以降、奄美大島、宮崎、長崎、熊本、沖縄で栽培されています。

日本に輸入される際に『火龍果=ホーロンコウ』と書かれていたとされ、これは中国語で英語に訳されるときに、ドラゴンフルーツの名前になったとされています。


また、夜に大きな白い花を咲かせることから「ムーンフラワー」や「夜の女王」という別名を持っています。


ウロコ状の果皮に包まれた果肉には、白色や赤紫色のものがありますが、いずれもゴマのような種子が散らばっていて味わいはさっぱりとした甘さです。


品種は、赤い果肉に白色の果肉のホワイトピタヤ

赤い果肉に赤紫色の果肉のレッドピタヤ

黄色い果肉のイエローピタヤに分かれます。




赤い色素は「ベタシアニン」というポリフェノールの一種で、赤い色を表すケルト語のベタ(beta)が名前の語源です。

ビートの学名「ベタ•ブルガリス」から名付けられています。

また、オシロイバナ、ブーゲンビリア、マツバギクなどの赤い花の色素です。

学名「ベタ•ブルガリス」英名「ビート」
ビートは草本のニ年生植物、または稀に多年草植物で葉の多い茎をもつ。

ヒユ科の植物で今はBe toideae亜科に含まれる。

ドラゴンフルーツはサボテンですが、砂漠の植物ではありません。


✪ドラゴンフルーツの効能

ドラゴンフルーツはビタミンB1、B2、ビタミンC

ビタミンEに葉酸、ポリフェノールも含まれる。

中でも、豊富に含まれるカリウムには体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出する働きがあります。


その作用はむくみ、高血圧の予防に繋がります。


健康や美容に良いとされる栄養素が多く含まれているため「ミラクルフルーツ」とも呼ばれています。